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開幕戦注目ポイント:ロケッツ対ウォリアーズ

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まもなく2017-18 NBAレギュラーシーズンが開幕する。

ヒューストン・ロケッツとの開幕戦は、クリーブランド・キャバリアーズを倒して2017 NBA優勝を果たしてからわずか4か月と5日後の10月17日(日本時間18日)にオラクル・アリーナで行なわれる。今季のウェスタン・カンファレンスを代表する強豪2チームによる対戦というだけで注目されるが、そのほかにも押さえておきたい5つのポイントを紹介しよう。

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1.優勝バナー掲揚式

試合前には、2016-17シーズン優勝を記念するバナーの掲揚式が執り行われる。この瞬間の感動をテレビ中継で伝えるのは難しい。やはり、会場でこそ味わえるものだ。

2.優勝リング授与式

バナー掲揚式の直前には、2017 NBA優勝リングがウォリアーズの選手たちに授与される。まだ優勝リングのデザインは明らかになっていないが、選手、それから会場で観戦するファンにとっても、決して忘れられない瞬間になる。

3.ベイエリアでのロケッツ戦は開幕戦のみ

今季ウォリアーズは、イースタン・カンファレンスの15チームと2試合ずつ、それぞれホームとロードで対戦する。残りの52試合はウェストのチームとの対戦になり、その内の10チームとは4試合ずつ対戦する。3試合しか対戦しないのは、開幕戦で激突するロケッツ、ポートランド・トレイルブレイザーズ、メンフィス・グリズリーズ、ミネソタ・ティンバーウルブズの4チームで、オラクル・アリーナでのロケッツ戦とブレイザーズ戦は、それぞれ1試合しか組まれていない。つまり、ベイエリアでジェームズ・ハーデンとクリス・ポールがプレイする姿を見られるのは、開幕戦のみということだ。

4.新加入選手のレギュラーシーズンデビュー

ウォリアーズは、昨季の優勝に貢献したメンバーの大半を呼び戻すことに成功したが、新たに加わった選手もいる。ニック・ヤングとオムリ・カスピは今夏フリーエージェントになった後でチームと契約した。新人のジョーダン・ベルは、今年のドラフト全体38位でシカゴ・ブルズから指名された後、交渉権がウォリアーズにトレードされて加わった。3選手はロケッツ戦でウォリアーズデビューを飾る可能性が高い。

5.ハイスコアリングゲーム

80点台で勝負が決まる接戦を好むファンもいるだろう。しかし、ウォリアーズとロケッツが開幕戦で対戦する以上、今回はそうした展開にはならない可能性が極めて高い。

ウォリアーズとロケッツは、昨季の1試合平均得点でNBA1位と2位の数字を残したチームだ(ウォリアーズ115.9得点/ロケッツ115.3得点)。また、100回のポゼッションでの平均得点でも、両チームは昨季リーグ1位と2位(ウォリアーズ113.2得点/ロケッツ111.8得点)を記録。ロケッツは、年間3ポイントショット成功数でNBA新記録となる1181本を成功させ、ウォリアーズは同3位となる982本、それからリーグ3位の3P成功率(38.3%)をマークした。

ロケッツのマイク・ダントーニ・ヘッドコーチは、ウォリアーズのオフェンスについて「彼らを止めることはできない。抑えられない。しかし、彼らも我々を止められない。開幕戦は面白い試合になるだろう」と語った。

原文:Top 5 Reasons To Be At Opening Night by Warriors.com(抄訳)

Photo by Warriros.com


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ