NBA

ウェスタン・カンファレンス・ファイナル第7戦プレビュー

Author Photo
Sporting News Logo

2017-18シーズンもついに佳境を迎えた。5月27日(日本時間28日)にはクリーブランド・キャバリアーズがボストン・セルティックスとのイースタン・カンファレンス・ファイナルを制し、4年連続のNBAファイナル進出を決めた。そして5月28日(同29日)には、キャブズとファイナルで激突するウェスタン・カンファレンスの覇者が決定する。

▶ NBAプレイオフを観るならRakuten NBA Special

明日ロケッツの本拠地トヨタ・センターで行なわれる第7戦では、ウォリアーズの前後半のパフォーマンス内容が鍵を握る。

前後半で別人のようなプレイを見せるも115-86で完勝したオラクル・アリーナでの第6戦後、スティーブ・カー・ヘッドコーチは「もし理由がわかる人がいるのなら教えてもらいたい。どうしてこのチームが今のような状態になっているのか。私には見当もつかない」と話した。今シリーズを通じてウォリアーズはスロースタートで、後半に盛り返す傾向が強い。特にウォリアーズは第3クォーターに強く、第6戦までを終え同ピリオドでロケッツを合計74点も上回っている。

直近の第6戦でもウォリアーズは第3Qを33-16で上回り、後半を64-25で圧倒。結果的に完勝で終わったとはいえ、序盤から試合の主導権を握れる方が良いに決まっている。第7戦は敵地開催だけに、序盤からリズムに乗れれば、それだけウォリアーズも有利に試合を運べるようになるだろう。

第7戦の結果を左右する大きなファクターには、両チームの疲労度が挙げられる。特にウォリアーズでは、クレイ・トンプソンとドレイモンド・グリーンの出場分数が多く、第6戦までにそれぞれ235分プレイしている。これは、両カンファレンス・ファイナルの第6戦終了時点ではキャブズのレブロン・ジェームズ(240分)に次いで長い出場分数で、同条件下で最多出場分数を記録したロケッツの選手は227分のPJ・タッカーだった。ただ、明日の第7戦は決戦だ。出場時間を気にせず、両チームともにローテーションする選手を限定してでもベストラインナップで臨む展開が予想される。ちなみに右ハムストリングを第5戦で痛め、第6戦を欠場したロケッツのクリス・ポールが第7戦に出場できるかどうかは、試合当日の判断になると見られている。

両チームともに疲労が蓄積している中、最終的に勝ち名乗りを受けるチームはウォリアーズか、それともロケッツか。明日の第7戦も激闘必至の一戦になるに違いない。

原文:Game 7 Preview: Warriors at Rockets - 5/28/18 by Warriors.com(抄訳)

▶ NBAプレイオフを観るならRakuten NBA Special

[特集]NBAプレイオフ2018


今なら1か月間無料で見放題! スポーツ観るならDAZN!!

著者
NBA Japan Photo

NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ