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[NBAプレイオフ2018展望]ウェスタン・カンファレンス1回戦:ヒューストン・ロケッツ vs ミネソタ・ティンバーウルブズ

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各チーム82試合のレギュラーシーズンを終え、4月14日(日本時間15日)からNBAプレイオフ2018が開幕する。ウェスタン・カンファレンス・ファーストラウンド(1回戦)のヒューストン・ロケッツ対ミネソタ・ティンバーウルブズの見どころを紹介しよう。

ウェスタン・カンファレンス

第1シード: ヒューストン・ロケッツ(65勝17敗)

第8シード: ミネソタ・ティンバーウルブズ(47勝35敗)

シリーズマッチアップ


背景

ロケッツがゴールデンステイト・ウォリアーズの席を奪う戦いが、いよいよ幕を開ける。ファーストラウンドの対戦相手は、楽々と勝てる相手だろう。ロケッツは今季レギュラーシーズンの対戦でウルブズに全勝している。しかも、その内の3試合は18点差での快勝だ。

ウルブズは、レギュラーシーズン最終戦でデンバー・ナゲッツとのオーバータイム戦を制してプレイオフ出場最後の枠を勝ち取った。ロスターにタレントが揃っているのは確かだが、ロケッツと同じペースでショットを打ち続けられるはずはなく、彼らのオフェンスのペースをスローダウンさせられる守備力があるわけでもない。今季の対戦でロケッツは69本の3ポイントショットを成功させたのに対し、ウルブズは34本だった。

キープレイヤー

ジェームズ・ハーデン。最後に出場したプレイオフ戦でのハーデンは、本来の姿ではなかった。サンアントニオ・スパーズと対戦した昨年のカンファレンス準決勝 第6戦、ハーデンはホームゲームでフィールドゴール11本中2本成功の10得点、6ターンオーバーに終わり、チームも39点差(75-114)で完敗。シリーズ敗退が決まった。自分自身の自信のため、それからチームメイトからの信頼を勝ち取るためにも、ハーデンはこの嫌な記憶を力強いパフォーマンスで払拭する必要がある。

今季のシーズンMVP受賞がほぼ確実なハーデンには、ポストシーズンでコートに立つたび、その称号に相応しいパフォーマンスが求められる。

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注目の数字:108.4

ナゲッツ対ウルブズの結果にかかわらず、ロケッツはウェストのプレイオフに勝ち進んだチームの中で守備がワーストレベルのチームと対戦することになっていた。

今季のウルブズは、100ポゼッションあたりの平均失点がリーグ23位の108.4点で、下位に低迷したメンフィス・グリズリーズ、ニューヨーク・ニックスと並んだ。この数字は、現在NBAで見られる守備の形の大半を考案したパイオニアとして知られるトム・シボドー・ヘッドコーチにとってフラストレーションでしかないだろが、ロケッツにとってウルブズのディフェンスは与し易い。

予想

ウルブズはプレイオフ進出に喜びを感じ、ロケッツは自分たちが結果を残す番であることを証明する。決着がつくまでに時間はかからない。ロケッツがスウィープ(4勝0敗)で勝ち上がると予想する。

原文:NBA playoffs 2018: Bracket picks, predictions for Western Conference first round by Sean Deveney/Sporting News(抄訳)

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ