5月20日(日本時間21日)、NBAプレイオフ2017 ウェスタン・カンファレンス決勝、ゴールデンステイト・ウォリアーズ対サンアントニオ・スパーズの第3戦がAT&Tセンターで行なわれ、ウォリアーズが120-108で勝利した。
ウォリアーズは第1クォーターこそ29-33と下回ったものの、第2Qには12-0、第3Qには11-2、第4Qには10-0のランをそれぞれ決めて主導権を渡さず、シリーズ3連勝。3年連続のNBAファイナル進出まであと1勝に迫った。
デュラントは試合後、序盤の展開について「相手が先制攻撃をしてきた」と振り返っている。
「それでも上手く相手のパンチをいなして、自分たちのプレイを続けることができたよ」。
プレイオフ開幕からの11連勝は、1989年と2001年のロサンゼルス・レイカーズに次いでNBA史上3チーム目だという。
カリーは、シリーズ3勝0敗でのリードについて「驚いてはいない」と言う。
「自分たちの目標は、毎試合に勝つこと。プレイオフを通じて試練を乗り越えているし、勝利を通じて多くを学んでいる。スパーズは、相手がどのチームであっても立ち向かってくる。そういうチームに勝つには、良いプレイをしないといけない」。
ファイナル進出に王手をかけたウォリアーズは、ケビン・デュラントが33得点、10リバウンド、4アシスト、ステフィン・カリーが21得点、クレイ・トンプソンが17得点、ジャベール・マギーが16得点、ドレイモンド・グリーンが10得点、7リバウンド、7アシストを記録した。
あとがなくなったスパーズは、マヌ・ジノビリが21得点、ラマーカス・オルドリッジが18得点、ジョナソン・シモンズが14得点をあげている。左足首を痛めているカワイ・レナードは、第3戦も欠場した。
第4戦は22日(同23日)に同会場で行なわれる。