5月23日(日本時間24日)、NBAプレイオフ2017 イースタン・カンファレンス決勝、ボストン・セルティックス対クリーブランド・キャバリアーズの第4戦がクイックン・ローンズ・アリーナで行なわれ、キャバリアーズが112-99で逆転勝利を収めた。シリーズ3勝目(1敗)をあげたキャブズは、3年連続となるNBAファイナル進出まであと1勝に迫っている。
レブロン・ジェームズが第2クォーター中に4つ目のファウルを犯すなど、リズムを掴めないまま前半を47-57と10点差で終えたキャブズは、後半に入って反撃開始。カイリー・アービングが第3クォーターだけで9本のフィールドゴールを沈めて21得点(試合合計42得点)、ジェームズも最終的に34得点、6アシスト、5リバウンドと調子を取り戻し、王者の貫禄を見せつけた。
後半チームのオフェンスを牽引し、プレイオフでの自己最多得点を記録したアービングは「ハーフタイムが終わってからはアグレッシブにプレイしたかった。チームをリードして、全力をコート上で出し尽くしたかった」と話している。
キャブズはアービングとジェームズのほか、ケビン・ラブが17得点、プレイオフ自己最多となる17リバウンド、5アシスト、2ブロックをマークした。
股関節を痛めているアイザイア・トーマスを欠くセルティックスは、エイブリー・ブラッドリーが19得点、ジェイ・クロウダーが18得点、8リバウンド。前半に最大16点のリードを奪ったものの、後半42-65と失速した。ブラッドリーとクロウダーのほか、アル・ホーフォードが16得点、7アシスト、ケリー・オリニクが15得点、5リバウンドを記録した。
第5戦は25日(同26日)にセルティックスの本拠地TDガーデンで行なわれる。
ボックススコア | プレイ・バイ・プレイ | チーム比較
関連記事
[コラム]キャブズとウォリアーズの圧倒的な強さ(長澤壮太郎/WOWOW NBA ONLINE)
アイザイア・トーマス、右股関節の負傷悪化により今季残り試合を欠場
キャブズが最大50点差をつけてセルティックスに圧勝し、敵地で2連勝
JR・スミス、カンファレンス決勝 第2戦からセルティックスのダーティープレイを警戒
レブロン・ジェームズが38得点の爆発、キャブズがセルティックスに先勝
NBAプレイオフ 東カンファレンス決勝プレビュー:セルティックス対キャバリアーズ
[コラム]キャブズが2ラウンド連続スウィープ勝ち、その重要性(長澤壮太郎/WOWOW NBA ONLINE)