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キャブズが最大50点差をつけてセルティックスに圧勝し、敵地で2連勝

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5月19日(日本時間20日)、NBAプレイオフ2017 イースタン・カンファレンス決勝、クリーブランド・キャバリアーズ対ボストン・セルティックスの第2戦がTDガーデンで行なわれ、キャバリアーズが130-86で圧勝した。

キャブズは前半だけで72-31とゲームを支配し、プレイオフ史上最多となる41点差をつけてハーフタイムへ。後半もさらにリードを広げたキャブズは、最大で50点差(110-60)をつけて難なく勝利。シリーズ2連勝を飾った。

試合最多の30得点をあげたレブロン・ジェームズは、7アシスト、4リバウンド、4スティール、3ブロックと万能性を発揮。そのほか、カイリー・アービングが23得点、ケビン・ラブが21得点、12リバウンドのダブルダブルをマークした。

キャブズは、昨年のNBAファイナル第5戦から現在までプレイオフ13連勝を達成。これは、1988-89シーズンのロサンゼルス・レイカーズが樹立した記録と並びNBA歴代1位タイのプレイオフ連勝記録となっている。またキャブズは、プレイオフ戦でのスコアでも球団新記録を樹立した。

ジェームズは「チームはまた一つ上のレベルに到達したと確信している」と語った。

「今夜の試合では良いプレイができたけれど、まだ改善させられるポイントはいくつかある。チーム内には自己満足している選手は一人もいない。ただ、チームの方向性には僕たちも満足している」。

タロン・ルー・ヘッドコーチは試合後「単なる1試合にしか過ぎない。仮に200点差で勝ったとしても気にしない」と話している。

「次はホームに戻っての試合だ。しかし、我々にとって楽な試合にならないのはわかっている。彼らは強豪チームだ。イースト首位でレギュラーシーズンを通過したからには、正当な理由がある」。

同日NBAが発表した『NBAアウォード』のシーズンMVPファイナリストにジェームズが含まれなかったことについて聞かれたルーHCは「私は、毎年違う選手にMVPを与えるべきだと思っている」と答えた。

「だが、私から見れば、レブロンがMVPだ。毎シーズンMVPに選出されたっておかしくはないだろう」。

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完敗を喫したセルティックスは、アイザイア・トーマス(2得点、3リバウンド、6アシスト)が右股関節の張りを訴え、後半を欠場。控えのルーキー、ジェイレン・ブラウンがチーム最多の19得点をあげた。

第3戦は21日(同22日)にキャブズの本拠地クイックン・ローンズ・アリーナで行なわれる。

ボックススコアプレイ・バイ・プレイチーム比較


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ