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ロケッツがスパーズとのセミファイナル初戦で最大39点差をつけて快勝

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5月1日(日本時間5月2日)にAT&Tセンターで行なわれたNBAプレイオフ2017 ウェスタン・カンファレンス準決勝 第1戦、ヒューストン・ロケッツ対サンアントニオ・スパーズの一戦は、トレバー・アリーザが23得点を記録し、ロケッツが126-99で勝利した。

12本の3ポイントショットを決めるなど、69-39と30点差で前半を終えたロケッツは、ポストシーズンでのスパーズ戦で最多となる50本中22本の3Pを記録。守備でもカワイ・レナードをフィールドゴール14本中5本成功の21得点に抑えるなど奮闘し、最大39点差をつけて快勝した。

ポストシーズンのロードでのスパーズ戦で6連勝のロケッツ(1勝)は、ジェームズ・ハーデンが20得点、14リバウンド、クリント・カペラが20得点、13リバウンドを記録。6選手が二桁得点をマークしている。

ハーデンは「前回の(オクラホマシティ・サンダーとの)シリーズのほうがキツかった。僕らは本当に3Pを多く決められず、ペイント内から得点する方法を見つけなければいけなかった。このシリーズでは3Pを打つチャンスを与えてくれたね」と余裕のコメント。

マイク・ダントーニ・ヘッドコーチは「もちろん、守備や自分たちの出来には本当に満足している」と喜びつつ、スパーズの反撃を警戒した。

「これが普通じゃないと分かっている。これから彼らはこうやってショットを外さないだろう」。

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一方のスパーズ(1敗)は、グレッグ・ポポビッチHCの就任以降、プレイオフのシリーズ初戦で最大点差での黒星。トニー・パーカーが11得点、ジョナソン・シモンズが10得点を記録した。

レナードは「今夜の彼らはすごかった。僕らは守備でもっと良い仕事をしなければいけない」とロケッツに賛辞を寄せている。

「僕らは少し停滞してしまった。彼らに脱帽だよ。彼らは素晴らしい試合をした」。

4得点のラマーカス・オルドリッジは、スパーズでのポストシーズンで初めて二桁得点を記録できず。「彼らはしっかり準備をしてきて、今夜は僕らに勝った」とロケッツを称賛した。

「彼らはショットを生かしたね。みんな頑張ったけど、今日の僕らは序盤にミスをしてしまったと思う。彼らはそれを生かしたんだ。攻撃のリズムをつかんでから、彼らはノってしまった。そして僕らは自分たちを取り戻すことができなかったんだ」。

第2戦は同会場で5月3日(同4日)に行なわれる。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ