5月7日(日本時間8日)にエア・カナダ・センターで行なわれたNBAプレイオフ2017 イースタン・カンファレンス準決勝 第4戦、クリーブランド・キャバリアーズ対トロント・ラプターズの一戦は、レブロン・ジェームズが35得点、9リバウンド、6アシスト、カイリー・アービングが27得点、9アシスト、カイル・コーバーが18得点の活躍を見せ、キャブズが109-102で勝利した。
試合は第4クォーター中盤まで接戦となったものの、キャブズが11-2のランを決めて残り4分までにリードを8点(103-95)に拡大。その後キャブズがリードを保持し続け、ファーストラウンドに続いてスウィープ(4勝0敗)で勝ち上がりを決めた。キャブズのカンファレンス・ファイナル進出は3年連続となる。
ジェームズは「(第4Q終盤の)スパークが必要だった」と試合を振り返った。
「カイリーがゾーンに入っている間、自分たちが守備で相手を抑える必要があった。上手く実行できた」。
また、カンファレンス決勝進出について聞かれたジェームズは「勝ち進む上で得られる恩賞」と答えている。
「与えられるものではなく、コートに出て、勝ち獲らないといけないもの。自分は、再びイースタン・カンファレンス決勝に勝ち上がれたチームの一員。キャリア14年で9回目のカンファレンス決勝進出になる。この数字は自分が勝ち獲ったものとして受け止めるよ」。
キャブズは、2年続けてファーストラウンドから8連勝を記録した史上初のチームとなった。
勝ち上がったキャブズは、ワシントン・ウィザーズ対ボストン・セルティックスの勝者とカンファレンス決勝で対戦する。どちらのチームとの対戦が良いかを問われたジェームズは「どちらでもいい」と話した。
「自分たちがフランチャイズを代表してイースタン・カンファレンス決勝に臨めることに、大きな目標に向けて戦えることに興奮している」。
キャブズ(4勝0敗)はジェームズらのほか、チャニング・フライが10得点を記録した。
プレイオフ敗退が決まったラプターズ(0勝4敗)は、サージ・イバカが23得点、デマー・デローザンが22得点、8アシスト、コリー・ジョセフが20得点、12アシスト、PJ・タッカーが14得点、12リバウンド、ノーマン・パウエルが10得点をあげた。カイル・ラウリーは第3戦に続いて欠場した。