5月7日(日本時間8日)にベライゾン・センターで行なわれたNBAプレイオフ2017 イースタン・カンファレンス準決勝 第4戦、ボストン・セルティックス対ワシントン・ウィザーズの一戦は、第3クォーターの猛攻で違いを生み出したウィザーズが121-102で快勝した。
48-48の同点で迎えた後半、ウィザーズは第3Q序盤からジョン・ウォール、ブラッドリー・ビール、オットー・ポーターJr.、マーキーフ・モリスを中心に26-0のランで大差をつけ、第3戦からの連勝で対戦成績を2勝2敗のイーブンに戻した。
モリスは試合後「自分たちには、今日のようなランを決めるだけの力がある」と話している。
「相手にプレッシャーをかけ続けて、できることなら50点差をつけたい。チーム全員が、そういう気持ちでプレイしていたのを感じられた」。
ゲーム最多の29得点をマークしたビールは、勝因について「ディフェンス」と語った。
「守備が機能したからこそ、守備から攻撃への速い切り替えが生きたし、オープンなショット、レイアップを決められた。楽しかったよ」。
ウィザーズ(2勝2敗)はビールのほか、ウォールが27得点、12アシスト、5スティール、ポーターJr.が18得点、8リバウンド、モリスが16得点、10リバウンド、ボーヤン・ボグダノビッチが13得点を記録した。
敗れたセルティックス(2勝2敗)は、アイザイア・トーマスが19得点、テリー・ロジアーが16得点、7リバウンド、ケリー・オリニクが14得点、アル・ホーフォードが11得点をあげている。
第5戦は10日(同11日)にTDガーデンで行なわれる予定だ。