5月4日(日本時間5日)にベライゾン・センターで行なわれたNBAプレイオフ2017 イースタン・カンファレンス準決勝 第3戦、ボストン・セルティックス対ワシントン・ウィザーズの一戦は、第1クォーターに連続22点を決めてリードを広げたウィザーズが、116-89で快勝した。
ウィザーズがシリーズ初勝利をあげる結果となった第3戦だが、両チームを合わせテクニカルファウル8回、3人の退場者を出す乱戦に発展した。
まずは第2クォーターにセルティックスのケリー・オリニクが、ウィザーズのケリー・ウーブレイJr.にオフェンシブファウルを仕掛けた直後、ウーブレイJr.がオリニクを突き飛ばしてフレイグラントファウル2をもらって退場。そして第4Q序盤にはセルティックスのテリー・ロジアーとウィザーズのブランドン・ジェニングスの間で小競り合いが起こり、両選手ともに2回目のテクニカルファウルをコールされ退場処分が科された。
ウォールは試合後「きっと、彼らと自分たちは馬が合わないんだ」と話している。
「自分たちは競い合っている。シリーズに勝とうとしているんだ」。
ウィザーズ(1勝2敗)は、ウォールが24得点、8アシスト、オットー・ポーターJr.が19得点、8リバウンド、3スティール、ボーヤン・ボグダノビッチが19得点、10リバウンド、マーチン・ゴータットが13得点、16リバウンド、ブラッドリー・ビールが11得点、マーキーフ・モリスが10得点を記録した。
敗れたセルティックス(2勝1敗)は、アル・ホーフォードが16得点、ジェイ・クロウダーが14得点、7リバウンド、アイザイア・トーマスが13得点をあげている。
第4戦は同会場で4日(同5日)に行なわれる予定だ。