NBA

ノーマン・パウエルが25得点、ラプターズがバックス下してシリーズ突破に王手

Author Photo
Sporting News Logo

4月24日(日本時間25日)にエア・カナダ・センターで行なわれたNBAプレイオフ2017 イースタン・カンファレンス・ファーストラウンド第5戦、ミルウォーキー・バックス対トロント・ラプターズの一戦は、ノーマン・パウエルがプレイオフ自己最多の25得点を記録し、ラプターズが118-93で快勝した。

ラプターズは第1クォーターに連続17得点で31-20とリード。第4戦で先発起用されたパウエルが、4本の3ポイントショットすべてを成功させ、第4Qにヤニス・アデトクンボとソン・メイカーの上からダンクを叩き込むなど、2戦連続の活躍を披露してシリーズ突破に王手をかけた。

ドウェイン・ケイシー・ヘッドコーチはパウエルを「点火プラグ」と評し、「彼はこのシリーズのXファクターだった」と称賛。バックスのジェイソン・キッドHCも「攻守においてパウエルがエネルギッシュで、彼らはそれを生かしている」と脱帽した。

「彼はこの上なくハードなプレイでショットを沈めている。スタッツを見ると、この2試合は彼がそのエネルギーとスピリットでチームをけん引しているんだ」。

DAZNでNBAプレイオフをチェック!

ラプターズ(3勝2敗)はサージ・イバカが19得点、デマー・デローザンが18得点、カイル・ラウリーが16得点、10アシスト、デマーレイ・キャロルが12得点とスターター全員が二桁得点。コリー・ジョセフも10得点を記録した。

一方のバックス(2勝3敗)は、アデトクンボがプレイオフ自己最多の30得点、マルコム・ブログドンが19得点、グレッグ・モンローが11得点をマークしている。

第6戦は27日(同28日)に    BMOハリス・ブラッドリー・センターで行なわれる。

昨季のラプターズはインディアナ・ペイサーズとのファーストラウンド、マイアミ・ヒートとのカンファレンス準決勝とそれぞれ第6戦を落としている。ホームでの第7戦を制した突破したが、クリーブランド・キャバリアーズとのカンファレンス決勝では第6戦で敗退した。

デローザンは「この2試合に満足してはいけない。次が第7戦のつもりで戦わなければいけない」と、敵地でのシリーズ突破に向けて意気込んだ。

ボックススコア


各シリーズの日程&結果

プレイオフ組み合わせ(勝ち上がり表)


著者
NBA Japan Photo

NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ