4月27日(日本時間28日)にフェデックス・フォーラムで行なわれたNBAプレイオフ2017 ウェスタン・カンファレンス・ファーストラウンド第6戦、サンアントニオ・スパーズ対メンフィス・グリズリーズの一戦は、カワイ・レナードが29得点、9リバウンドでチームを引っ張り、スパーズが103-96で勝利した。
スパーズは第4クォーター残り7分の時点で6点ビハインド(79-85)の劣勢だった。しかし、残り5分44秒から22-8のランで逆転し、セミファイナル進出を決めた。
昨年に続いてファーストラウンドでグリズリーズを撃破した試合後、スパーズのグレッグ・ポポビッチ・ヘッドコーチは、指揮官として1年目のデイビッド・フィズデイルHCを称賛し、次ラウンドに向けて気を引き締めた。
「ファーストラウンドを勝ち抜くことができて本当に興奮している。(勝ち上がりは)良い報せだが、悪い報せは、ヒューストン(ロケッツ)と対戦しなければいけないことだ」。
スパーズ(4勝2敗)はレナードのほか、試合終盤にクラッチショットを沈めたトニー・パーカーが27得点。そのほかラマーカス・オルドリッジが17得点、12リバウンド、パティ・ミルズが10得点で勝利に貢献した。
パーカーは試合後「この勝利は大きい」と語った。
「メンフィスを称えるべき。彼らは信じられないくらい素晴らしいプレイをしたよ。凄く良いチーム。第7戦までもつれたくなかったから、今日の試合を第7戦のつもりで戦った。ヒューストンとのシリーズは展開が速くなるだろうから、休みが欲しかった」。
敗退が決まったグリズリーズ(2勝4敗)は、マイク・コンリーが26得点、マルク・ガソルが18得点、ザック・ランドルフが13得点、11リバウンド、ビンス・カーターが12得点をあげている。
スパーズとロケッツによるウェスト準決勝 第1戦は、5月1日(同2日)にAT&Tセンターで行なわれる予定だ。
ボックススコア