4月17日(日本時間18日)にAT&Tセンターで行なわれたNBAプレイオフ2017 ウェスタン・カンファレンス・ファーストラウンド第2戦、メンフィス・グリズリーズ対サンアントニオ・スパーズの一戦は、カワイ・レナードがプレイオフでの自己最多となる37得点、11リバウンドを記録し、スパーズが96-82で勝利した。
序盤からレナードが3本のフィールドゴールと4本のフリースローを沈め、第1クォーターで13点のリードを手にしたスパーズは、56-37と大差をつけてハーフタイムを迎える。後半は第4Q序盤までの16分間で7ターンオーバーを記録し、75-71と4点差まで詰め寄られたが、トニー・パーカーやパウ・ガソルの3ポイントショットで二桁点差を取り戻して逃げ切った。
スパーズ(2勝0敗)はレナードをはじめ、パーカーが15得点、ダニー・グリーンが12得点、ラマーカス・オルドリッジが11得点、パウ・ガソルが10得点を記録。
パウ・ガソルは「このチームには才能と勝利への意欲に加え、強い気質がある」とコメントした。
「僕らはすべての試合でそれを出さなければいけない。彼らが波に乗ったときに、僕らはうまく応じた。すべての試合でそういう考え方でなければならない」。
なお、レナードはFG14本中9本、FT19本すべてを成功させている。一方、グリズリーズはチーム全体でFT試投数がレナードひとりに及ばなかった。
デイビッド・フィズデイル・ヘッドコーチは「我々の選手たちにふさわしい敬意が払われていない。マイク・コンリーは狂っているわけじゃない。彼は格のある選手で、ただ試合を戦っただけだ」と、判定に不満を表している。
「だが、こういう扱いをさせるわけにはいかない。(スパーズのグレッグ・ポポビッチHCに)歴史があり、私が若い新人なのは分かっているが、これは受け入れられない。プロフェッショナルじゃないよ。ウチの選手たちはこの試合を戦う権利を獲得したのに、チャンスを与えてもらえなかった」。
グリズリーズ(0勝2敗)はコンリーが24得点、ザック・ランドルフが18得点、マルク・ガソルが12得点を記録した。
第3戦は20日(同21日)にフェデックス・フォーラムで行なわれる。
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