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ジャズがシリーズ勝ち越し、敵地でクリッパーズを下す

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4月25日(日本時間26日)にステイプルズ・センターで行なわれたNBAプレイオフ2017ウェスタン・カンファレンス・ファーストラウンド第5戦、ユタ・ジャズ対ロサンゼルス・クリッパーズの一戦は、ゴードン・ヘイワードが27得点を記録し、ジャズが96-92で勝利した。

第4クォーターに初めて二桁点差をつけたジャズは、クリッパーズに連続11得点を許して69-69と追いつかれたものの、ヘイワードの3Pなどで連続8得点と再び突き放す。

残り19秒でジョー・ジョンソンのジャンパーで92-87としたジャズは、残り5秒にクリス・ポールの3ポイントショットで94-92と2点差とされる。だが、ジョージ・ヒルのフリースロー2本で再び4点差とすると、最後はサイドライン際でポールにプレッシャーをかけて何もさせずに逃げ切った。

ペイント内での得点で34-28と上回り、セカンドチャンスと速攻も制したジャズ(3勝2敗)は、ロドニー・フッドが16得点、ジョンソンが14得点を記録。クイン・スナイダー・ヘッドコーチは「我々はまだ何も終えていない」と慎重な姿勢を強調しつつ、「だが、我々は競っている。それは気に入っているよ」と喜んだ。

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敗れたクリッパーズ(2勝3敗)はポールが28得点、JJ・レディックが26得点、ディアンドレ・ジョーダンが14得点をマーク。

ドック・リバースHCは「クリスが早くに疲れていた」と、ブレイク・グリフィン離脱の影響を口にした。

「ブレイクがおらず、最初の7分はボールハンドラーがクリスだけだった。あまりに厳しい。攻撃への影響が大きいね。だから我々は調整しなければいけない」

第6戦は28日(同29日)にビビント・スマート・ホーム・アリーナで行なわれる。

重要な場面で2本のショットを決めたジョンソンは、「僕らは成長している」と意気込んだ。

「ウチの選手たちはこの状況を経験していない。僕らはホームで自信過剰になってはいけない。でも、しっかりと自信を持つことは必要だ。第6戦は僕らの第7戦でなければいけない」。

一方、食中毒で第4戦の大半を棒に振ったヘイワードは、「すごく疲れている。2日空くのはありがたいね」と、休養できるのは大きいと述べた。

ボックススコア


各シリーズの日程&結果

プレイオフ組み合わせ(勝ち上がり表)


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ