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レブロン・ジェームズが32得点、13アシスト、キャブズがペイサーズの猛追をかわしファーストラウンド第1戦を制す

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4月15日(日本時間16日)にクイックン・ローンズ・アリーナで行なわれたNBAプレイオフ 2017 イースタン・カンファレンス・ファーストラウンド第1戦、インディアナ・ペイサーズ対クリーブランド・キャバリアーズの一戦は、1点リードを守り切ったキャブズが109-108で勝利した。

キャブズが109-108でリードして迎えた第4クォーター残り10秒、ペイサーズはインバウンドパスからラストプレイを実行に移す。ボールを受けたエースのポール・ジョージに対し、キャブズはJR・スミスがマークにつき、そこにレブロン・ジェームズもサポートに入りダブルチームで対応。ジョージは自らプレイを決められないと判断し、C.J.・マイルズにボールを預けたが、マイルズが残り1秒に放ったジャンプショットは外れ、キャブズがホームでの第1戦をものにしている。

試合後ジェームズは最後のプレイについて、ジョージ以外の選手に打たすことがチームプランだったと明かし「彼(ジョージ)の手からボールを話させたかった。他の選手にショットを打たせたかったんだ。その上での結果に納得するだけだった」と語った。

「彼(マイルズ)はショットをミスした。それでチームが勝った」。

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マイルズは、試合後ロッカールームでジャージーを着たまま30分近く黙ったまま言葉を発しなかった。そこにバスケットボール部門代表のラリー・バードが姿を見せ、マイルズの肩を軽く叩き労った。

ジョージはラストショットについて「自分が打つべきだった」と話している。

「C.J.とは話をした。今日のような状況では自分がラストショットを打たないといけない。今日はC.J.が打ったけれどもね。僕はチームメイトのショットに自信を持っている。チームメイトがショットを打つことには何の問題もない。ただ、今日のような状況では自分がボールを持つべきだった」。

マイルズもジョージの意見に賛同し「勝つためのショットを打つため、ポールにボールを持ってもらいたかった」と答えた。

「それでも自分がボールを受けた時点で残り4秒の状態だったから、自分で打たないといけなかった。良いショットだったとは思う。ただ、決められなかった」。

キャブズ(1勝0敗)は、ジェームズが32得点、6リバウンド、13アシスト、3スティール、カイリー・アービングが23得点、6アシスト、ケビン・ラブが17得点、チャニング・フライが11得点、トリスタン・トンプソンが8得点、13リバウンドで勝利に貢献した。

敗れたペイサーズ(0勝1敗)は、ジョージが29得点、5リバウンド、7アシスト、ランス・スティーブンソンが16得点、7リバウンド、ジェフ・ティーグが15得点、マイルズ・ターナーが11得点、8リバウンド、モンテ・エリスが11得点をあげている。

第2戦は同会場で17日(同18日)に行なわれる予定だ。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ