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ジェームズ・ハーデンが34得点、ロケッツがシリーズ突破

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4月25日(日本時間26日)にトヨタ・センターで行なわれたNBAプレイオフ2017 ウェスタン・カンファレンス・ファーストラウンド第5戦、オクラホマシティ・サンダー対ヒューストン・ロケッツの一戦は、ジェームズ・ハーデンが34得点を記録し、ロケッツが105-99で勝利した。

51-44とリードして前半を終えたロケッツだが、3ポイントショットが13本中1本しか決まらなかった第3クォーター、ラッセル・ウェストブルックに20得点を許し、5点ビハインドで第4Qを迎える。

だが、ウェストブルックがフィールドゴール11本中2本成功と不発に終わった第4Q、ロケッツは残り5分13秒から5本のフリースローで98-91とリードを広げると、残り3分間でほとんどショットが決まらなかったサンダーをしり目に時間をつぶしていく。

それでも、ロケッツもリードを広げられず、終盤で2度にわたって4点差とされたが、それぞれハーデンのFTで突き放して逃げ切りに成功した。

ロケッツ(4勝1敗)はハーデンのほか、ルー・ウィリアムズが22得点、パトリック・ベバリーが15得点、ネネが14得点をマークしている。

3Pで苦しみながらも、3年で2度目となるカンファレンス準決勝進出を果たしたロケッツ。ハーデンは「すべてがいつも完ぺきにいくわけじゃない」と強調した。

「仲間たちが進化し、ビッグプレイをする助けになってくれる。いつも支えてくれるんだ。僕らはシュートのことを心配していない。ショットは決まるようになるさ」。

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サンダー(1勝4敗)はウェストブルックが47得点、11リバウンド、9アシストで4戦連続トリプルダブルならず。アレックス・アブリネスとジェレミー・グラントが各11得点、ビクター・オラディポが10得点、8リバウンドを記録した。

ウェストブルックは「良いシーズンだったと思う。僕もみんなも、チーム全員がシーズンを通じて素晴らしい仕事をしたと思うよ」と今季を振り返っている。

「僕らは誇りに思うだけだ。このみんなとプレイできたのは喜びでしかない。僕がより簡単にやれるようにと、みんなが素晴らしい仕事をしてくれた」。

ロケッツのマイク・ダントーニ・ヘッドコーチは、「彼があのまま続けられていたら、脱帽するしかない。あれほどの運動能力と才能、気迫を持ち合わせた選手は見たことがないよ。素晴らしかった」とウェストブルックを称賛。

サンダーのビリー・ドノバンHCも、「第3Qの彼は見事だった」と、第4Qで不発だったウェストブルックを擁護した。

「我々が挽回し、7点のリードを手にできたのも彼のおかげだ。彼はシーズンを通じて素晴らしい決定力だった。すべての試合で完ぺきであることを人に求めるわけにはいかない」。

ロケッツはウェスト準決勝でサンアントニオ・スパーズとメンフィス・グリズリーズの勝者と対戦する。

ボックススコア


各シリーズの日程&結果

プレイオフ組み合わせ(勝ち上がり表)


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ