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2017-18シーズンプレビュー:サウスイースト・ディビジョン

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ワシントン・ウィザーズのジョン・ウォールとブラッドリー・ビールが、2年目のスコット・ブルックス・ヘッドコーチの下でディビジョン連覇を目指す。マイアミ・ヒートが上昇中で、アトランタ・ホークスがついにカンファレンス決勝に進出したチームの解体を完成させただけに、ウィザーズはヒートやシャーロット・ホーネッツと争うことになる(オーランド・マジックとホークスは最下位争いだ)。

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ディビジョン予想

1位 ワシントン・ウィザーズ
2位 マイアミ・ヒート
3位 シャーロット・ホーネッツ
4位 オーランド・マジック
5位 アトランタ・ホークス

上昇中のチーム

ヒート - ゴラン・ドラギッチはスロベニアをユーロバスケット優勝に導き、MVPに選ばれた。ディオン・ウェイターズは健康で新契約も結んでいる。彼らにハッサン・ホワイトサイドと成熟した脇役が加わったエリック・スポールストラ・ヘッドコーチのチームは、レブロン・ジェームズ、ドウェイン・ウェイド、クリス・ボッシュが最後に彼らのユニフォームを着て以来のベストチームとなるだろう。

下り坂のチーム

ホークス - トラビス・シュレンク新GMの誕生に間に合うように、4人のオールスター選手を手放して再建を完成させるまでに多くの時間は必要としなかった。正確に言えば2シーズンだ。さらなる大改革を必要としているのは、フィリップス・アリーナだけではない。

トッププレイヤー

ジョン・ウォール(ウィザーズ) - 攻守に優れたリーグ有数のポイントガードは昨季、MVP候補に名を連ねた。そしてそれはまだ変わらない。

上昇中の選手

デニス・シュルーダー(ホークス) - 初めてホークスでフルタイムのスターターとなった昨季、シュルーダーは鍵を手渡され、任務に見合った働きを見せた。夏のユーロバスケットでもドイツ代表をけん引し、2016-17シーズンがまぐれでなかったことを示している。

トップコーチ

エリック・スポールストラ(ヒート) - もはやビッグスリーの指導にパット・ライリーが選んだベイビーフェイスの青年天才指揮官ではない。優れた熟練指導者であり、サウスイースト・ディビジョンの唯一王者となった(ヘッド)コーチだ。

苦境にあるコーチ

マイク・ブーデンホルザー(ホークス) - 彼のコーチング能力を疑う者はいない。最優秀コーチ受賞の経験もある。だが、ホークスは夏に彼を社長の任務から解き、わずか3シーズン前に彼が60勝をあげ、カンファレンス決勝に導いたロスターを骨抜きにした。だが、今季は彼にとって最も困難ながらやりがいのあるシーズンとなる。

トップルーキー

マリーク・モンク(ホーネッツ) -ケンタッキー大学の元スターは、ホーネッツのフロアを拡げられる選手として準備された地位を手にする。大学での1年で3ポイントショット成功率40%を記録したショットや多才ぶりは、オールスター選手であるケンバ・ウォーカーにとって理想的なアシスタントだ。ウォーカーもその助けを歓迎するだろう。

原文:2017-18 Season Preview: Southeast Division by Lang Whitaker/NBA.com​


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ