4月12日(日本時間13日)、NBAは2018年3~4月のルーキーズ・オブ・ザ・マンス(月間最優秀新人選手賞)を発表し、イースタン・カンファレンスからフィラデルフィア・76ersのベン・シモンズ、ウェスタン・カンファレンスからユタ・ジャズのドノバン・ミッチェルを選出した。
3か月連続、そして今季4回目の月間最優秀新人選手賞に輝いたシモンズは、3月と4月のレギュラーシーズン23試合で平均13.7得点(フィールドゴール成功率58.7%)、新人最多の10.1アシスト、9.3リバウンドを記録し、チームの20勝3敗(リーグベスト)に貢献した。シモンズの活躍により、76ersは球団最長の16連勝でレギュラーシーズンを終えた。
シモンズは、3月と4月のレギュラーシーズン戦で6回のトリプルダブルをマーク。4月6日(同7日)のクリーブランド・キャバリアーズ戦では27得点、15リバウンド、13アシストを記録し、76ersを132-130の勝利に導いている。イースタン・カンファレンス3位でプレイオフに進出した76ersは、ファーストラウンドでマイアミ・ヒートと対戦する。
4か月連続で月間最優秀新人選手賞を受賞したミッチェルは、3月と4月のレギュラーシーズン21試合で新人最多の22.8得点に加えて4.4リバウンド、4.2アシスト、1.52スティールを記録。ジャズは3月と4月の日程をウェスタン・カンファレンス最高の17勝4敗で終えた。今季平均20.5得点という成績を残したミッチェルは、1989-90シーズンのデイビッド・ロビンソン(サンアントニオ・スパーズ)以来初となる、年間45勝以上をあげたチームでリーディングスコアラーになった新人となった。
4月8日(同9日)に行なわれたロサンゼルス・レイカーズ戦では28得点、自己最多に並ぶ9リバウンド、8アシストを記録し、112-97での勝利に貢献。この試合の勝利でプレイオフ進出を確定させたジャズは、ファーストラウンドでオクラホマシティ・サンダーとの対戦が決まった。
その他の候補は以下の通り。
ジョン・コリンズ(アトランタ・ホークス)、ジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス)、ジャレット・アレン(ブルックリン・ネッツ)、ラウリ・マルッカネン(シカゴ・ブルズ)、デニス・スミスJr.(ダラス・マーベリックス)、ロンゾ・ボールとカイル・クーズマ(ともにロサンゼルス・レイカーズ)、ディロン・ブルックス(メンフィス・グリズリーズ)、ジョシュ・ジャクソン(フェニックス・サンズ)、ボグダン・ボグダノビッチとディアロン・フォックス(ともにサクラメント・キングス)。
関連記事
ベン・シモンズとドノバン・ミッチェルが2月の月間最優秀新人選手賞に選出
ベン・シモンズとドノバン・ミッチェルが1月の月間最優秀新人選手賞に選出
ジェイソン・テイタムとドノバン・ミッチェルが12月の月間最優秀新人選手賞に選出
ベン・シモンズとカイル・クーズマが10~11月の月間最優秀新人選手賞に選出