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ケビン・デュラント41得点、サンダーがシリーズを2勝2敗のタイに持ち込む

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5月8日(日本時間9日)にチェサピーク・エナジー・アリーナで行なわれた2016 プレイオフ・ウェスタン・カンファレンス・セミファイナル、サンアントニオ・スパーズ対オクラホマシティ・サンダー第4戦は、ケビン・デュラントが41得点をあげたサンダーが111-97で勝利し、シリーズを2勝2敗のタイとした。

デュラントはフィールドゴール25本中14本を成功、フリースローを13本中10本決めて41得点、5リバウンド、4アシストを記録。そのほか、ラッセル・ウェストブルックが14得点、15アシスト、7リバウンド、控えのディオン・ウェイターズが17得点、エネス・カンターが11得点、8リバウンドをマークした。

45-53と8点差で後半をスタートさせたサンダーは、第3クォーター終盤までに点差を縮めて接戦に持ち込む。第4Q序盤にランディ・フォイ、カンターらの3ポイントシュートで85-85の同点に追いつくと、デュラントの連続8得点で逆転。デュラントは試合終盤にもフローター、ジャンパー、3Pと連続7得点をあげ、サンダーがリードを守り抜いた。

デュラントは試合後、「選手層の厚いチームなら、1試合40点というケースは、あまりない」と、語った。

「自分のプレイを安定させようと思った。どんな瞬間であっても、僕なら飛び出して、何本かシュートを打てるからね」。

またデュラントは、試合を通じてサポートしてくれたチームメイトへの感謝を言葉にしている。

「チームメイトが僕に寄り添い、僕を見つけてくれた。イージーな得点機会をくれて、僕のために身体をぶつけて、スクリーンを張ってくれた。本当に感謝している。彼らがそこまで献身的にしてくれた後でシュートをフィニッシュさせられるかは、僕次第。子供の頃から練習してきた基礎通りにプレイした」

敗れたスパーズは、トニー・パーカーが22得点、カワイ・レナードが21得点、ラマーカス・オルドリッジが20得点をマーク。前半でファウルトラブルに陥ったティム・ダンカンはわずか12分の出場にとどまり、無得点に終わった。

オルドリッジは、16-34で下回った第4Qについて、「相手のプレイが自分たちを上回ったということ」と、語った。

「彼らは、僕たちよりも多くプレイを決めた。僕たちよりもボールに素早く向かって、よりハードにボードに向かった。僕たちは厳しいシュートも放ったし、オープンなシュートも打てた。ただ、シュートを決められなかった。彼らは、試合終盤に僕たちよりも良いプレイをしたんだ」。

2勝2敗で迎える第5戦は、10日(同11日)にスパーズの本拠地AT&Tセンターで行なわれる。

ボックススコア


動画

現地8日 C準決勝 スパーズ vs サンダー 第4戦

現地8日 ケビン・デュラント ハイライト

現地8日 ケビン・デュラント 41得点

現地8日 ベスト・オブ・ファントム C準決勝 スパーズ vs サンダー 第4戦

現地8日 ベストムーブ / カワイ・レナード

現地8日 ベストアンドワン / トニー・パーカー

現地8日 ベストダンク / スティーブン・アダムズ

現地8日 オクラホマシティ・サンダー / C準決勝第4戦後記者会見

現地8日 サンアントニオ・スパーズ / C準決勝第4戦後記者会見


2016 NBAプレイオフ試合結果


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NBA Japan Photo

NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ