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第4Qに逆転したウォリアーズがC準決勝で2連勝

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5月3日(日本時間4日)、オラクル・アリーナで行なわれた2016 プレイオフ・ウェスタン・カンファレンス・セミファイナル、ポートランド・トレイルブレイザーズ対ゴールデンステイト・ウォリアーズ第2戦は、第4クォーターに逆転したウォリアーズが110-99で勝利し、シリーズ2連勝を飾った。

前半だけでC.J.・マッカラムが14得点、アル・ファルーク・アミヌも13得点をあげるなど、第2戦は59-51で前半を折り返したブレイザーズが第3Qもリードを維持し、87-76で第4Qを迎える展開に発展した。

ホームのウォリアーズが反撃を開始したのは第4Qからで、フェスタス・エジーリが最終Q開始から連続6得点を1人であげて5点差(82-87)に詰め寄ると、残り8分33秒からはエジーリがジャンプバンクショット、ドレイモンド・グリーンとアンドレ・イグダーラがそれぞれ2本ずつフリースローを沈め、残り6分44秒にクレイ・トンプソンの3ポイントシュートが炸裂して91-91の同点に追いつく。

大盛り上がりを見せるオラクル・アリーナのファンに後押しされたウォリアーズは、残り5分33秒からトンプソンの3P成功を含む13-2のランを決めてリードを9点(104-95)に拡大。この猛攻中、ウォリアーズはエジーリとグリーンがメイソン・プラムリーのジャンプシュートとレイアップをブロックで叩き落とし、堅いディフェンスで1度掴んだペースをブレイザーズに渡さず、第1戦に続きホームコートを守った。

2連勝のウォリアーズは、トンプソンが14本中5本の3P成功を含む27得点、グリーンが17得点、14リバウンド、7アシスト、4ブロック、イグダーラが15得点、ショーン・リビングストンが14得点、ハリソン・バーンズが13得点を記録している。

トンプソンは試合後、「第4Qからは集中して臨めた」と、語った。

「それまでは気持ちが下がって、集中力できない時間帯もあった……。それでも(第4Qは)オフェンスとディフェンスの両面で集中していた。この試合から乗っていける。第4Qに見せた努力こそ、このチーム(ブレイザーズ)を倒すのに必要になる」。

2連敗のブレイザーズは、デイミアン・リラードが25得点、マッカラムが22得点、アミヌが14得点をあげた。

リラードは、「ゴールデンステイトは、はっきり言って(ほかのチームとは)異なるモンスター」と、話し、敗戦を潔く認めた。

第3戦は、ブレイザーズ本拠地モーダ・センターで7日(同8日)に行なわれる。

ボックススコア


動画

現地3日 クレイ・トンプソン vs デイミアン・リラード

現地3日 ベストムーブ / ドレイモンド・グリーン

現地3日 ベストアシスト / ドレイモンド・グリーン

現地3日 ベストダンク / ハリソン・バーンズ

現地3日 ゴールデンステイト・ウォリアーズ / カンファレンス準決勝第2戦後記者会見

現地3日 ポートランド・トレイルブレイザーズ / カンファレンス準決勝第2戦後記者会見


2016 NBAプレイオフ試合結果

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ