5月1日(日本時間2日)にオラクル・アリーナで行なわれた2016 プレイオフ・ウェスタン・カンファレンス・セミファイナル、ポートランド・トレイルブレイザーズ対ゴールデンステイト・ウォリアーズ第1戦は、クレイ・トンプソンが37得点をマークしたウォリアーズが118-106で勝利を収めた。
トンプソンはこの日、フィールドゴール28本中14本を成功させた。そのうち3ポイントシュートを14本中7本成功させ、プレイオフ3試合連続で3P7本以上を成功させた史上初の選手となった。
ウォリアーズはそのほか、ドレイモンド・グリーンが23得点、13リバウンド、11アシストのトリプルダブルに加えて3ブロック、右ひざ捻挫により欠場しているステフィン・カリーに代わって先発を務めるショーン・リビングストンが12得点、6アシスト、アンドリュー・ボーガットが10得点、12リバウンド、3ブロック、ハリソン・バーンズも10得点、12リバウンドを記録した。
第2Q序盤まではブレイザーズの粘りもあり、リードを二桁に広げられなかったものの、同Q終盤から第3Q序盤までに23-11のランで一挙22点(77-55)のリードを奪い、シリーズ初戦をものにしている。
グリーンは、ポストシーズンでキャリア2度目のトリプルダブルを達成した試合後、「すべての面でレベルを高めないといけない」と、語った。
「チームメイトたちには、ディフェンスへの意識を持って、良いプレイをしないといけない、と伝えたよ」。
敗れたブレイザーズは、デイミアン・リラードが30得点、5アシスト、4スティールをあげたものの、FGは26本中8本の成功にとどまった。そのほか、アル・ファルーク・アミヌとアレン・クラブが15得点、C.J.・マッカラムが12得点を記録している。
トンプソンの執拗なディフェンスに苦しみ、試合開始から13本中11本のフィールドゴールを外したリラードは、「彼らは、攻守両面でエリートチーム。それを今日の試合でも証明されたよ」と、試合を振り返った。
「彼らが第1Qに強いチームということを理解した上で、僕たちも試合開始から今日より良いプレイをしないといけない」。
第2戦は3日(同4日)に同会場で行なわれる。
動画
現地1日 C準決勝 ブレイザーズ vs ウォリアーズ 第1戦
現地1日 ゴールデンステイト・ウォリアーズ ディフェンシブプレイ
現地1日 ゴールデンステイト・ウォリアーズ / C準決勝第1戦後記者会見
現地1日 ポートランド・トレイルブレイザーズ / C準決勝第1戦後記者会見