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リードを最大43点に広げたスパーズがカンファレンス・セミファイナル第1戦で快勝

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4月30日(日本時間5月1日)、AT&Tセンターで行なわれた2016 プレイオフ・ウェスタン・カンファレンス・セミファイナル、オクラホマシティ・サンダー対サンアントニオ・スパーズ第1戦は、第1クォーターから43-20とサンダーを圧倒したスパーズが124-92で快勝した。

プレイオフ戦で第1Qに記録した得点として球団新記録をマークしたスパーズは、序盤からラマーカス・オルドリッジとカワイ・レナードのオフェンスが冴え渡った。両選手は、サンダーがハーフタイムまでにあげた40得点を上回る合計45得点を記録。両エースがもたらした勢いにチーム全体も乗り、第4Q序盤までにリードを43点(109-66)に広げたスパーズが、シリーズ初戦をものにしている。

勝負の流れを決めたのは、やはり第1Qだった。スパーズは4本中3本の3ポイントシュート成功を含むフィールドゴール成功率82%を記録したほか、ドライブからインサイドへの侵入を試みたサンダーの選手に対して複数の選手でカバーし、第1Qだけで6本のブロックショットを成功させる。さらに、堅いディフェンスでサンダーの2大エース、ケビン・デュラントとラッセル・ウェストブルックに仕事をさせなかった。

スパーズは、オルドリッジが38得点、レナードが25得点、ダニー・グリーンが18得点をあげ、勝利に貢献している。

オルドリッジは、「こういう試合もあるということ」と、語った。

「でも、自分の手柄にはできないよ。ただ、自信を持ってプレイしようとしただけで、きっと次の試合では決められないようなプレイを今日は決められただけ。今夜の試合は十分すぎる内容だった」。

完敗を喫したサンダーは、サージ・イバカがチーム最多の19得点、デュラントが16得点、8リバウンド、ウェストブルックが14得点、9アシストをあげた。

ウェストブルックはスパーズのディフェンスについて、「彼らは上手くサポートし合っていた」と、振り返っている。

「ほとんどのケースでは、サポートに入ったディフェンダーが厄介だった。僕個人としては、目の前でマークについた選手のことは1度も見なかった。それよりもサポートに入った選手が次に何をするのかを見ていた。大した問題ではない。今日よりもヘルプに入ったディフェンダーの動きを上手く読まないといけないし、今日よりも良い判断をしないといけない」。

第2戦は5月2日(同3日)に同会場で行なわれる。

ボックススコア


動画

現地30日 カンファレンス準決勝 サンダー vs スパーズ 第1戦

現地30日 ラマーカス・オルドリッジ 38得点

現地30日 スパーズ 第1Qにフランチャイズレコードの43得点

現地30日 試合ダイジェスト

現地30日 サンアントニオ・スパーズ / カンファレンス準決勝第1戦後記者会見

現地30日 オクラホマシティ・サンダー / カンファレンス準決勝第1戦後記者会見


2016 NBAプレイオフ試合結果


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ