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デイミアン・リラードがプレイオフ自己最多40得点、ブレイザーズがホームでウォリアーズに一矢報いる

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5月7日(日本時間8日)、モーダ・センターで行なわれた2016 プレイオフ・ウェスタン・カンファレンス・セミファイナル、ゴールデンステイト・ウォリアーズ対ポートランド・トレイルブレイザーズ第3戦は、デイミアン・リラードがプレイオフでの自己最多となる40得点をあげる大活躍を見せ、ブレイザーズが120-108で勝利した。

エースのリラードが前半だけで25得点を記録するなど、58-46でハーフタイムを迎えたブレイザーズは、第4クォーター序盤までにリードを20点(105-85)に広げ、シリーズ初勝利をマークしている。

ブレイザーズは、リラードが40得点、10アシスト、アル・ファルーク・アミヌが23得点、10リバウンド、C.J.・マッカラムが22得点を記録した。

得点以外にも、プレイオフ戦での自己最多となる8本(13本中)の3Pを成功させたリラードは、試合後、「第2戦よりも、大分スマートにプレイできたと思う。それに、相手に立ち向かった」と、語った。

「僕が思うに、前の試合でも良いプレイをしたけれど、少し気を緩めてしまって、それで相手に流れを変えられた。彼らは、まさに優勝レベルにあるチームがやるようなプレイをした。今夜は同じ轍を踏まなかったし、チームにとって機能していたことを続けられた」。

チームを引っ張る責任を感じていたかについて、リラードは、こう話した。

「自分次第とは思っていなかった。ただ、とにかく、良いプレイをして、試合開始からアグレッシブにプレイするのが自分の役目だと思っていた。多くのケースでは、僕のプレイがチームに影響を与える。それは、得点だけに限ったことではないんだ。どれだけ試合に集中できているか、自分でどれだけの責任を負えるか、ということでもある。今日は良いプレイをして、アグレッシブにやりたかった。誰だって、0勝3敗という状況にはなりたくはないからね。そういうことだよ」。

敗れたウォリアーズは、ドレイモンド・グリーンが37得点、9リバウンド、8アシスト、クレイ・トンプソンが35得点をあげている。右ひざ捻挫で離脱中のステフィン・カリーは、欠場した。

グリーンは、シリーズ初の敗戦後、「これで、彼らは僕たちに勝てると感じているだろうね」と、話している。

「ただ、僕らはそう思わない。第4戦は、激しいバトルになる」。

第4戦は、9日(同10日)に同会場で行なわれる。

ボックススコア


動画

現地7日 デイミアン・リラード ハイライト

現地7日 ベストアシスト / デイミアン・リラード

現地7日 ポートランド・トレイルブレイザーズ / カンファレンス準決勝第3戦後記者会見

現地7日 ゴールデンステイト・ウォリアーズ / カンファレンス準決勝第3戦後記者会見

現地7日 ベストムーブ / ショーン・リビングストン


2016 NBAプレイオフ試合結果

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ