5月19日(日本時間20日)、クイックン・ローンズ・アリーナで行なわれた2016 プレイオフ・イースタン・カンファレンス・ファイナル、トロント・ラプターズ対クリーブランド・キャバリアーズ第2戦は、レブロン・ジェームズがプレイオフでの自身15度目となるトリプルダブル(23得点、11リバウンド、11アシスト)を達成したほか、カイリー・アービングがゲームハイの26得点をあげる活躍を見せ、キャブズが108-89で快勝した。
115-84で勝利した第1戦に続いて、第2戦も完勝したキャブズは、2勝0敗でシリーズをリードしている。
キャブズは46-46の同点で迎えた第2クォーター残り3分43秒から同Q終了までに16-2のランでリードを14点(62-48)に広げると、後半も二桁のリードを維持した。第4Q序盤までに20点差以上をつける展開に持ち込み、ほぼ勝利を決定づけたキャブズは、第4Q終盤に先発を下げ、NBA史上4チーム目となるプレイオフ開幕からの10連勝を達成した。
プレイオフ開幕からの10連勝を達成したのは、2016年のキャブズのほか、1989年と2001年のロサンゼルス・レイカーズ、2012年のサンアントニオ・スパーズしかいない。
キャブズは、ジェームズ、アービングのほか、ケビン・ラブが19得点、J.R.・スミスが12得点、チャニング・フライが10得点、トリスタン・トンプソンが9得点、12リバウンドを記録した。
連勝について聞かれたジェームズは、「連勝という感じはしない」と、語った。
「1試合に勝って、次の試合にも勝っているという感じ。その都度、1つのステップを踏んでいるだけ。僕たちは、自分たちの仕事をしようとしてきただけ」。
2連敗のラプターズは、デマー・デローザンが22得点、テレンス・ロス、コリー・ジョセフ、ジェームズ・ジョンソンがそれぞれ11得点、カイル・ラウリーが10得点をあげている。
今シリーズを通じ、フィールゴール28本中8本成功と苦しんでいるラウリーだが、試合後の会見では、「自信は凄くある」と、話した。
「前のシリーズでは決められていた良い感じの3ポイントシュートを数えきれないくらい外してしまっているけれど、良い感じで打てているから気落ちはしていない。土曜に試合がある。もっと効果的なプレイができると思っている。ただ、それだけ」。
第3戦は、21日(同22日)にラプターズの本拠地エア・カナダ・センターで行なわれる。
動画
現地5月19日 C決勝 ラプターズ vs キャバリアーズ 第2戦
現地5月19日 ベストファストブレイク / レブロン・ジェームズ イマン・シャンパート
現地5月19日 クリーブランド・キャバリアーズ / カンファレンス決勝第2戦後記者会見
現地5月19日 トロント・ラプターズ / カンファレンス決勝第2戦後記者会見