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ビッグ3が合計83得点の大活躍、キャブズが2年連続ファイナル進出

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5月27日(日本時間28日)、エアカナダ・センターで行なわれた2016 プレイオフ・イースタン・カンファレンスファイナル、クリーブランド・キャバリアーズ対トロント・ラプターズ第6戦は、キャブズが113-87で完勝し、2年連続NBA ファイナル進出を決めた。

前半を55-41で折り返したキャブズは、後半も二桁のリードをキープ。第4クォーター終盤までにリードを20点以上に広げたキャブズが快勝し、4勝2敗でシリーズ勝ち上がりを決めている。

キャブズは、レブロン・ジェームズが33得点、11リバウンド、6アシスト、カイリー・アービングが30得点、9アシスト、ケビン・ラブが20得点、12リバウンドを記録。ジェームズは、マイアミ・ヒート時代を含め、6年連続のファイナル進出となった。

シリーズを決めに行く重要な試合だったからこそ、ジェームズは前半だけで21得点を記録し、オフェンスを引っ張った。2016 プレイオフで初めて30得点以上をマークした点について、試合後タロン・ルー・ヘッドコーチは、「試合序盤からプレーのトーンを落ち着かせるため、レブロンの力が必要だった。その役割を彼が担ってくれた」と、語った。

また、ジェームズの6年連続ファイナル進出という偉業について、ルーHCは、次のように話している。

「彼は偉大な選手だ。彼が勝者なのは立証されている。キャリアを通じ、常に勝ってきた。6年連続ファイナル進出は、信じられないくらい凄いことだ」。

ジェームズは試合後、「僕たちの街は、(優勝を)欲しているし、それを得る資格がある。でも、それが僕たちに(優勝の)資格を与えるとは思っていない。あと1ラウンド、僕たちは素晴らしいプレイをしなければいけない」と、話した。

ラプターズは、カイル・ラウリーが35得点、デマー・デローザンが20得点をあげた。

ラウリーは、試合後の会見で、「時期が来れば(シリーズを)振り返るけれど、今は、ただただ残念でならない」と、心境を語った。

「至って単純だけれど、本当に残念だよ」。

キャブズは、オクラホマシティ・サンダーとゴールデンステイト・ウォリアーズの勝者とファイナルで対戦する。

ボックススコア


動画

現地5月27日 レブロン・ジェームズ ハイライト

現地5月27日 ベストダンク / レブロン・ジェームズ

現地5月27日 ベストムーブ / レブロン・ジェームズ

現地5月27日 ベストアシスト / レブロン・ジェームズ

現地5月27日 ベストファストブレイク / パトリック・パターソン

現地5月27日 クリーブランド・キャバリアーズ / カンファレンス決勝第6戦後記者会見

現地5月27日 トロント・ラプターズ / カンファレンス決勝第6戦後記者会見


2016 NBAプレイオフ試合結果


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NBA Japan Photo

NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ