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ラプターズがシリーズ初勝利、キャブズの連勝は10でストップ

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5月21日(日本時間22日)、エア・カナダ・センターで行なわれた2016 プレイオフ・イースタンカンファレンス・ファイナル、クリーブランド・キャバリアーズ対トロント・ラプターズ第3戦は、デマー・デローザンが33得点、カイル・ラウリーが20得点、ビズマック・ビオンボがプレイオフでの球団記録となる26リバウンドの活躍を見せ、ラプターズが99-84で勝利した。

2連敗を喫してホームに戻ったラプターズは、プレイオフを通じて不安定なパフォーマンスが続くラウリーが序盤ファウルトラブルに苦しんだものの、デローザンが前半だけで21得点を記録し、60-47で前半を折り返した。

後半も中々リズムが上がらないキャブズに対し、ラプターズは第3クォーター終了のブザーと同時にコリー・ジョセフが3ポイントシュートを成功させ、10点リード(80-70)で第4Qを迎えると、それまで僅か1得点だったビオンボが最終Q後半に連続6得点をあげてリードを14点(91-77)に広げるなど、ラプターズペースのまま試合は進み、シリーズ初勝利をマークしている。

ラプターズ(1勝2敗)は、デローザン、ビオンボらのほか、ジョセフが14得点、デマーレイ・キャロルとパトリック・パターソンがそれぞれ10得点で勝利に貢献した。

デローザンは試合後、ビオンボのパフォーマンスについて、「正直に言って、最高だったね」と、語った。

「今夜は素晴らしい活躍だった。彼がいなかったら、勝てていなかった」。

ジェームズは、「自分たちのプレイができなかった。そのツケを払ったようなもの」と、2016 プレイオフで初の敗戦を振り返った。

プレイオフでの連勝が10で止まったキャブズ(2勝1敗)は、レブロン・ジェームズが24得点、8リバウンド、5アシスト、J.R.・スミスが22得点、カイリー・アービングが13得点をあげている。

ジェームズは、「自分たちのプレイができなかった。そのツケを払ったようなもの」と、2016 プレイオフでの初黒星を振り返った。

「試合序盤から、オフェンス時において発揮すべきフィジカルな面を出せなかった」。

またジェームズは、ラプターズにリードを広げられた第2Qの展開についても、話している。

「第2Qのラインナップは、プレイの細部に気を配るという意味で、良い仕事ができなかった。彼らなら、オープンな展開に持ち込むことができたはず」。

第4戦は、23日(同24日)に同会場で行なわれる。

ボックススコア


動画

現地5月21日 C決勝 キャバリアーズ vs ラプターズ 第3戦

現地5月21日 デマー・デローザン ハイライト

現地5月21日 ベストムーブ / デマー・デローザン

現地5月21日 ベストダンク / ビズマック・ビオンボ

現地5月21日 ベストブザービーター / コリー・ジョセフ

現地5月21日 ベストアシスト / ケビン・ラブ

現地5月21日 クリーブランド・キャバリアーズ / カンファレンス決勝第3戦後記者会見

現地5月21日 トロント・ラプターズ / カンファレンス決勝第3戦後記者会見

現地5月21日 トップ5 プレイ


2016 NBAプレイオフ試合結果


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NBA Japan Photo

NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ