4月27日(日本時間28日)、ステイプルズ・センターで行なわれた2016 プレイオフ・ファーストラウンド、ポートランド・トレイルブレイザーズ対ロサンゼルス・クリッパーズ第5戦は、第4クォーターだけで6本の3ポイントシュートを決めて有利に試合を運んだブレイザーズが108-98で勝利した。
クリス・ポール(右手骨折)が無期限の欠場、ブレイク・グリフィン(左大腿部の負傷悪化)も今季残り試合欠場というアクシデントに見舞われたクリッパーズを、ブレイザーズはデイミアン・リラードとC.J.・マッカラム中心のオフェンスで攻略。71-71の同点で迎えた第4Qを37-27で上回り、敵地で勝利を収めている。
3勝2敗でリードしているブレイザーズは、マッカラムが27得点、リラードが22得点、モーリス・ハークレスが19得点、10リバウンド、メイソン・プラムリーが10得点、15リバウンドで勝利に貢献した。
第4Qだけで16得点を記録したリラードは、試合後、「第3Qまでは調子が良くなくても、得点が必要な第4Qに一気に点を決めるというのは、これまでもやってきたこと」と、語った。
「何本もシュートを外していたけれど、イライラはしていなかった。相手が積極的にディフェンスしてきたから、そもそも打てなかったんだ。それでも辛抱して、精神状態を保った。1本決まってから、流れに乗れた。そういうことさ」。
バックコートでコンビを組むマッカラムも、リラードを称賛。
「オープンな状態でシュートを打って、それが決まるところを見ると、なんというか、彼の目の色はパッと明るくなるんだ。そうなると、彼が勝負を決めてくれるということを、僕たちは知っているから」。
「相手のディフェンスもタフだったけれど、彼は本当に難しいショットを決めていたし、アグレッシブだった」。
敗れたクリッパーズ(2勝3敗)は、J.J.・レディックが19得点、ジャマール・クロフォードとジェフ・グリーンがそれぞれ17得点、ディアンドレ・ジョーダンが16得点、17リバウンド、オースティン・リバースが13得点をあげている。
第6戦は29日(同30日)にモーダ・センターで行なわれる。
動画
現地27日 ベスト・オブ・ファントム ブレイザーズ vs クリッパーズ 第5戦
現地27日 ポートランド・トレイルブレイザーズ / プレイオフ1回戦第5戦後記者会見
現地27日 ロサンゼルス・クリッパーズ / プレイオフ1回戦第5戦後記者会見