4月16日(日本時間17日)、エア・カナダ・センターで行なわれた2016 プレイオフ・ファーストラウンド、インディアナ・ペイサーズ対トロント・ラプターズ第1戦は、ポール・ジョージが後半だけで27得点をあげる活躍を見せ、ペイサーズが敵地での初戦に100-90で勝利した。
昨季は右足骨折の影響でレギュラーシーズンの大半を欠場したジョージは、チームのプレイオフ進出に貢献できなかったことを何よりも悔やんだという。
「休んだことよりも、(プレイオフ進出を逃したことのほうが)辛かった」と、1年前の心境を明かしたジョージは、「またプレイオフに戻って来られたことは、大きな意味を持つ。この舞台に戻れたのは、とても大きい」と、ポストシーズン復帰を喜んだ。
プレイオフらしい緊張感に満ちた雰囲気の中、両チーム共に序盤はミスが目立ち、ラプターズが45-43でリードして折り返すもロースコアの展開となった。
そんな中、前半6得点に終わったジョージが第3クォーターだけで3本の3ポイントシュートを含む15得点を決める。エースの活躍で勢いのついたペイサーズは、第4Q残り4分55秒からの連続13得点でリードを二桁に広げ、敵地での第1戦をものにした。
ペイサーズ(1勝)は、ジョージが33得点、モンテ・エリスが15得点、ソロモン・ヒルが13得点、マイルズ・ターナーとジョージ・ヒルがそれぞれ10得点で勝利に貢献した。
プレイオフシリーズ第1戦の戦績を通算8戦全敗、2014年からのプレイオフゲームを7連敗としたラプターズ(1敗)は、コーリー・ジョセフが18得点、デマー・デローザンが14得点、ヨナス・バランチュナスが12得点、プレイオフでの自己最多となる19リバウンドをあげている。
動画
現地16日 トロント・ラプターズ / プレイオフ1回戦第1戦後記者会見
現地16日 インディアナ・ペイサーズ / プレイオフ1回戦第1戦後記者会見