4月21日(日本時間22日)にトヨタ・センターで行なわれたプレイオフ・ファーストラウンド、ゴールデンステイト・ウォリアーズ対ヒューストン・ロケッツ第3戦は、ジェームズ・ハーデンが残り2.7秒で決勝ジャンパーを沈めたロケッツが97-96の接戦を制した。敵地での第1~2戦に連敗していたロケッツは、地元での第3戦でシリーズ初勝利となった。
ロケッツはハーデンが35得点、9アシスト、8リバウンドと獅子奮迅の活躍。そのほか、ドナタス・モティユナスが14得点、13リバウンド、ドワイト・ハワードが13得点、13リバウンド、控えのマイケル・ビーズリーが12得点、5リバウンドとエースを援護した。
ハーデンは、「僕たちはアタックしていた」と、語った。
「試合開始から支配的だったのは僕たちのほうで、良い波に乗って出られた」。
95-96とロケッツ1点ビハインドで迎えた試合終盤、ジェームズ・ハーデンがアンドレ・イグダーラをかわして決勝点となるフェイダウェイジャンパーを沈める
シリーズ初黒星、今季レギュラーシーズンを含めて10敗目(レギュラーシーズン73勝9敗+プレイオフ2勝1敗)となったウォリアーズは、右足首を痛めているステフィン・カリーが第2戦に続いて欠場した。チームは控えのマリース・スペイツがチーム最多の22得点、イアン・クラークが11得点、5アシスト、カリーに代わって先発を務めるショーン・リビングストンが16得点、5リバウンド、ドレイモンド・グリーンが9得点、7リバウンド、7アシストをマークした。
クレイ・トンプソンは17得点、8リバウンドをあげるも、3ポイントシュートは7本放ってすべて失敗した。また、グリーンは試合終盤、ハーデンに逆転ジャンパーを決められた後の最後のオフェンスでインバウンドパスを掴み損ねる痛恨のターンオーバーを喫している。
ハーデンにシュートを決められた直後、インバウンドパスを取り損ねたグリーンは、試合後、「自分のミスで負けた」と、プレイを振り返った。
「皆は、最後のターンオーバーのことを言っていると思うだろうけれど、そうではない。試合を通じて酷かった。最後のターンオーバーについても気にしているけれど、それよりもずっと前の段階でミスが多く、それで負けたようなもの」。
第4戦は24日(日本時間25日)に同会場で行なわれる。
動画
現地21日 ウォリアーズ vs ロケッツ クレイジーエンディング
現地21日 ゴールデンステイト・ウォリアーズ / プレイオフ1回戦第3戦後記者会見
現地21日 ヒューストン・ロケッツ / プレイオフ1回戦第3戦後記者会見