4月26日(日本時間27日)、エア・カナダ・センターで行なわれた2016 プレイオフ・ファーストラウンド、インディアナ・ペイサーズ対トロント・ラプターズ第5戦は、第4クォーターに逆転したラプターズが102-99で勝利し、シリーズ成績を3勝2敗とした。
第3Qを終えた時点で77-90と劣勢だったラプターズは、第4Q開始から猛チャージ。15-2のランを決めて92-92の同点に追いつく。その後デマー・デローザンとコリー・ジョセフの連続3ポイントシュート成功で逆転したラプターズがリードを保ち、3点リード(102-99)で最後のプレイを迎える。
タイムアウトを取ったペイサーズは、インバウンドパスからポール・ジョージを経由し、残り15.9秒に3Pを成功させたソロモン・ヒルにパス。ヒルが左コーナーから放った3Pが成功しオーバータイム突入かと思われたが、映像判定の結果、ヒルがボールをリリースする直前に試合終了のブザーが鳴っていたことがわかり、ラプターズの勝利が確定した。
第4戦までフィールドゴール成功率29.6%(71本中21本成功)だったものの、この日はFG22本中10本を決めたデローザンは、試合後、「今日は普段の自分のように感じられた」と、語った。
「辛抱強くやることが大事なんだ。混乱しても、苛立っても仕方がない。諦めずにやり続けないといけない。そういう姿勢こそ、僕たちがこれからも続けていくこと」。
ラプターズ(3勝2敗)は、デローザンが34得点、カイル・ラウリーが14得点、5アシスト、ビズマック・ビオンボが10得点、16リバウンドで勝利に貢献した。
敗れたペイサーズ(2勝3敗)は、ポール・ジョージが39得点、ジョージ・ヒルが15得点、マイルズ・ターナーが14得点、8リバウンドをあげている。
第6戦は29日(同30日)にインディアナで行なわれる。
動画
現地26日 トロント・ラプターズ / プレイオフ1回戦第5戦後記者会見
現地26日 インディアナ・ペイサーズ / プレイオフ1回戦第5戦後記者会見