4月20日(日本時間21日)、ステイプルズ・センターで行なわれた2016 プレイオフ・ファーストラウンド、ポートランド・トレイルブレイザーズ対ロサンゼルス・クリッパーズ第2戦は、セカンドユニットの活躍でリードを広げたクリッパーズが102-81で快勝した。
クリッパーズのドック・リバース・ヘッドコーチは、良いリズムに乗っていたセカンドユニットに任せるべきという先発のクリス・ポールとブレイク・グリフィンからの進言を聞き入れた。ポールとグリフィンの読み通り、ベンチ選手が第2クォーター開始から12-2のランを決めてリードを15点(34-19)に拡大したクリッパーズは、後半も55-38で圧倒し、ホームで2連勝をマークしている。
ゲームハイの25得点を記録したポールは、試合後、「彼ら(セカンドユニット)は良いリズムに乗っていたように見えた。長い間、一緒にプレイしているから、お互いのことは理解し合っているから、彼らにプレイさせるべきと思った」と語っている。
「休養が必要になるまでは、彼らで行くべきと思ったんだ。僕たち先発がベンチに戻ったときにリードが6点であっても、コートに入るときには10点、あるいは12点リードになっているかもしれない。彼らには、そういう自信を持ってプレイしてもらう必要があるからね」。
J.J.・レディックも、「ベンチが勝たせてくれた」と、セカンドユニットを称賛している。
「ディフェンスも試合を通して素晴らしかった。彼ら全員が試合にインパクトを与えていたよ」。
第1戦に続き快勝を収めたクリッパーズ(2勝0敗)は、ポールのほか、レディックが17得点、グリフィンが12得点、9リバウンド、ジャマール・クロフォードが11得点、ジェフ・グリーンが10得点、オースティン・リバースが9得点、コール・オルドリッチが8得点、8リバウンド、ディアンドレ・ジョーダンが18リバウンドで勝利に貢献した。
2連敗のブレイザーズは、デイミアン・リラードとメイソン・プラムリーがそれぞれ17得点、C.J.・マッカラムが16得点を記録。試合後リラードは、「試合序盤は良い感じだった。相手がトラップを仕掛けてくる、あるいは2人をマークにつけてくるようなプレイオフシリーズでは、良い状態のときにシュートを決めないといけない」と、敗戦を分析している。
第3戦は23日(同24日)にブレイザーズの本拠地モーダ・センターで行なわれる予定だ。
動画
現地20日 ポートランド・トレイルブレイザーズ / プレイオフ1回戦第2戦後記者会見
現地20日 ロサンゼルス・クリッパーズ / プレイオフ1回戦第2戦後記者会見