4月27日(日本時間28日)、アメリカン・エアラインズ・アリーナで行なわれた2016 プレイオフ・ファーストラウンド、シャーロット・ホーネッツ対マイアミ・ヒート第5戦は、コートニー・リーが第4クォーター残り25.2秒に決めた3ポイントシュートが決勝点となり、ホーネッツが90-88で勝利した。
ホーネッツは、マービン・ウィリアムズが17得点、アル・ジェファーソンとケンバ・ウォーカーがそれぞれ14得点、ジェレミー・リンが11得点、7アシストを記録。第1、2戦で連敗を喫したが、第3戦からの3連勝でシリーズ突破に王手をかけた。
決勝点をあげたリーは、「シュートを決められないと感じていた」と、試合後に語った。
「でも、(チームにとって)最も大きなやつが決まってくれたよ」。
リーの3P成功でホーネッツが逆転した後、ヒートは残り4.5秒、ゴラン・ドラギッチの3Pがウォーカーにブロックされた後でリバウンドを奪ったドウェイン・ウェイドがレイアップを試みるも、リーがブロックで阻止。リバウンドを奪ったホーネッツが逃げ切り、敵地でのプレイオフ戦で14年ぶりの勝利をあげている。
終盤のプレイでウェイドに対するホーネッツのファウルがあったのでは、と、ヒートのエリック・スポールストラ・ヘッドコーチは試合後の会見で主張したが、ウェイドは、試合映像を見直したかを聞かれると、「見る必要はない」と、簡潔に答えた。
「(見ても)何も変わらない。ファウルがあったと思ったけれど、笛は吹かれなかった」。
後がなくなったヒートは、ウェイドが25得点、ルオル・デンが16得点、ジョー・ジョンソンが13得点、ハッサン・ホワイトサイドが11得点、12リバウンドを記録した。
第6戦は29日(同30日)にシャーロットで行なわれる。
動画
現地27日 シャーロット・ホーネッツ / プレイオフ1回戦第5戦後記者会見
現地27日 マイアミ・ヒート / プレイオフ1回戦第5戦後記者会見