今季直接対決戦績:サンダーの4勝0敗
チーム分析:サンダー
リーグ2位の平均得点(110.2点)の約半数を2大エースのケビン・デュラント(今季平均28.2)とラッセル・ウェストブルック(平均23.5)が担うオフェンスは、破壊力だけで言えば、同1位ゴールデンステイト・ウォリアーズ(114.9点)と遜色ない。
ウェストブルックは1981-82シーズンのマジック・ジョンソン以来初となる1シーズン18回のトリプルダブルを達成するなど、オールラウンダーとしても覚醒した。デュラントがけがで長期離脱した昨季はニューオーリンズ・ペリカンズとの争いに敗れてプレイオフを逃しただけに、今季にかけるモチベーションは高い。
チーム分析:マブス
大方の予想で圧倒的に不利なマブスが勝機を見出すには、プレイオフ争いに食い込む大きな要因となったレギュラーシーズン終盤の6連勝時に取った、スローペースでのスタイルを導入するべきだ。ただ、連勝を支えたJ.J.・バレアが鼠径部を痛めていることはマイナス要素だ。
データ上の話にはなるが、オールスターブレイク以降、サンダーは第4クォーター残り5分以降5点差以内の試合で3勝12敗と大きく負け越している。マブスが試合終盤まで接戦に持ち込むことができれば、アップセットの可能性も高まるかもしれない。
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