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スティーブ・カーHC「我々の強みは、選手層の厚さ」

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クイックン・ローンズ・アリーナで行なわれるクリーブランド・キャバリアーズとの2016 NBAファイナル第3戦の前日にあたる6月7日(日本時間8日)の練習後、ゴールデンステイト・ウォリアーズのスティーブ・カー・ヘッドコーチが会見に出席し、メディアからの質問に答えた。


――ここまで2試合を終え、ステフ(カリー)とクレイ(トンプソン)の出場時間を抑えることに成功していると思う。HCとして、チームが上手くプレイできている姿、そして、良い勝ち方をしている姿を見られて、どれくらい満足している?

我々は、ただ勝ちたい。誰が点を取ろうと、誰が称賛されようと、それは大した問題ではない。我々の強みは、選手層の厚さにある。たとえ(シーズン)MVPであろうと、我々は1人の選手に過度に依存していない。ここまでは、選手層の厚さを示せている。シリーズが進む中で、異なる選手がステップアップしてくれると確信している。

――もしケビン・ラブが出場できない場合、カイリー・アービングのプレイは変わると思う?

選手個人について話をしたとしても、クリーブランドが良いプレイをすると思っている。彼らにとってホームゲームなのでね。プレイオフでは、どの選手だろうと、ホームの方が良いプレイをするものだ。彼らは前に出てくるだろうし、これまでよりアグレッシブにプレイするだろう。そういう部分や、観客、試合中の感情、雰囲気などの問題にどう対処するか、そして試合をコントロールしながら良いプレイができるかどうかは、我々次第だ。

――通常の場合、ベンチ選手はロードよりもホームでの方が良いプレイをするケースが多い。ただ、あなたのチームにはショーン(リビングストン)やアンドレ(イグダーラ)らベテラン選手も揃っている。彼らにとって、ホームとロードの違いが影響すると思う?

昨年のシリーズでは、影響がなかった。アンドレはシリーズのMVPに輝いたし、我々が優勝を決めた第6戦では、ショーンが活躍した。彼らのことは、先発選手として見ている。本当に。アンドレは大体35分はプレイしているし、ショーンはキャリアと人生を通じ、多くのことを乗り越えてきた。彼らにとって、ロードでの試合が影響を与えるとは思っていない。

だが、ロードでの試合では、試合の流れというか、観客の声援というか、どういうわけか、ベンチ選手の出場時間を引っ張ることは難しい。それは正しいことだと思う。それでも、我々の選手なら、ロードの試合であっても活躍できると確信している。


[特集]2016 NBAファイナル: ウォリアーズ vs キャブズ


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ