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ステフィン・カリー「今季ベストのプレイが必要」

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ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーが、6月19日(日本時間20日)にオラクル・アリーナで行なわれるクリーブランド・キャバリアーズとの2016 NBAファイナル第7戦前日練習後、メディアの質問に答えた。


――ステフ、ここ1日半の間で、第7戦の勝敗がチームの歴史に受け継がれていくものに与える影響の大きさについて考えた? この大一番に向けた心境は? どういう準備をして臨む?

とにかく、試合に勝つということしか考えていない。この試合の結果がどういう意味をもたらすのかは、試合が終わってから考えれば良いこと。

同じ準備をして臨むよ。最後の試合で、48分間を通じて自分たちのベストプレイをする必要があるということ。その上で、W(勝利)を得たいね。余計なプレッシャーは感じていないのは良いことだと思う。とにかく試合の瞬間を楽しみたい。バスケットボールファンとして育ってきて、友達と優勝をかけて争うNBAファイナル第7戦に自分が出場したら、とかを考えてきた。僕にとって初めてのことだからね。

興奮しているよ。ここ2試合は自分たちの標準以下の試合をしてしまったから、調整しないといけない。それは可能だし、僕たちはこの機会を前に立ち直れるチームだから。その部分には自信がある。

――ステフ、第6戦後の会見で、クレイ(トンプソン)は、「優勝できなければ今季が台無しになる」と話した。彼と同意見?

そうだね。シーズン開幕から、(優勝が)自分たちの目標だったから。優勝するチャンスを手にして、第7戦を戦える。これまでに2度チャンスがあったけれど、生かせなかった。あと48分間チャンスがある。だから、もし(優勝に)手が届かなかったとしたら、本当に、本当に残念だよ。間違いなくね。

――自分が勝利に導く、あるいは自分で試合を決めないといけない、という考えをあまり好ましく思ってないようだが、第7戦ではチーム、そしてあなたに注目が集まることになる。第7戦では素晴らしいプレイが必要? 個人的に素晴らしいプレイをしないといけない?

そうだね。キャリアベストとまで言わなくとも、今季ベストのプレイが必要になる。それだけのことがかかった試合だから。だからといって、50得点を記録するということではないよ。試合のテンポをコントロールして、積極性を持ってプレイしないといけない、ということ。アグレッシブにプレイしないといけないけれど、限界を追い求めるときには、自分自身がコントロールされた状況下でやらないといけない。チームのプランの中でやらないといけない。オフェンスとディフェンスに集中しないといけない。それが素晴らしい試合をするということに繋がるわけで、僕がやらないといけないことなんだ。


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ