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ステフィン・カリー「第4戦は試合開始からの6分間が重要」

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6月9日(日本時間10日)、ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーが、クリーブランド・キャバリアーズとの2016 NBAファイナル第4戦前日の会見で、メディアからの質問に答えた。


――ステフ、2つ聞きたいことがある。まず、明日の試合では、これまでよりも良いプレイをすることと、戦術変更と、どちらが必要だと思う? そしてもう1つの質問は、自分自身のプレイを改善させるために個人的に取り組んでいることは?

明日は、チーム全体の努力が重要になる。特に、先発5人が試合開始からどういうプレイをするかにかかっている。おそらく、対戦相手は、第3戦と同じようなレベルのエネルギーを持って試合に臨んでくる。彼らの力を抑えられるかどうか、それに試合開始から集中して取り組めるかどうかが重要になる。

僕自身は、普段と変わらない準備をしているよ。メンタルの準備でも、不調から抜け出せるよう、自分自身でいるようにしている。パニックを起こさず、複雑に考え過ぎず、慌てずにね。

試合、シリーズ、シーズンに向けて準備してきた部分があるからこそ、自信があるんだ。そういう考えを変えないことが大事だと思う。

――第3戦後、スティーブ・カー・ヘッドコーチは、「チームのプレイはソフトだった」と言っていた。ロッカールームでは、カーHCの発言をどう受け止めた?

僕たちはソフトだった。相手のほうが、よりフィジカルが強かった。彼らのほうが、やっていることに対する目的意識が強かった。そういう相手に対して、僕たちは反応するまで1.5クォーターくらいの時間が必要で、遅すぎたんだ。

ファイナルのロード戦で、33-14という状況を作ってしまい、昨夜のような自信を持った相手との試合でなら、たいてい勝てない。

だから、明日は試合開始から6分間が重要になる。離されないぞ、という意思を彼らに示す必要があるんだ。

――今シリーズでの自分のプレイで、最もフラストレーションが溜まっている部分をあげるとすれば、何?

ここ2試合でファウルトラブルに苦しんでいることと、それが原因で自分のリズムでプレイできていないこと。そういう部分を不安に思うと、試合序盤から積極性を持ってプレイできなくなる。必ずしも、もっと得点を取らないといけない、という意味ではないよ。自分自身で理解してプレイしないといけないということで、それができていない。


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ