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レブロン・ジェームズ「皆、ホームコートを守る機会に興奮している」

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クイックン・ローンズ・アリーナで行なわれるゴールデンステイト・ウォリアーズとの2016 NBAファイナル第3戦の前日にあたる6月7日(日本時間8日)の練習後、クリーブランド・キャバリアーズのレブロン・ジェームズが、メディアからの質問に答えた。


――レブロン、ベンチ選手、ロール・プレイヤーの重要性、それに、ホームゲームでの方が良いプレイができるという話を聞くことが多い。自分のベッドでの方がよく眠れるなど一般的な部分以外で、あなたにとってホームコート・アドバンテージとは? 今年のプレイオフではホームで無敗だが、ここまで相手(ウォリアーズ)は、求める結果を残しているけれども。

もちろん、ホームでの方が自信はある。僕たちのロール・プレイヤーは、ポストシーズンを通じてチームに勢いを与えてくれている。ロードでの試合だけではなく、特にホームでね。それに、ファンの皆も、僕たちにすべてを与えてくれている。彼らの声援に応えるのが自分たちの仕事だよ。うちの選手も、明日の試合で得られるチャンス、今年のポストシーズンではここまで無敗をキープしているように、ホームコートを守る機会に興奮しているはずさ。

――先ほどタロン・ルー・ヘッドコーチにも質問したが、第3戦に向け、改善できるところがあるかを聞いた。ルーHCは、もっとアグレッシブなプレイが必要と言っていた。あなたが第2戦までよりアグレッシブにプレイした場合、必然的にどういうプレイになる?

僕に関して言えば、チームが勝つためなら何でもする。オフェンスも、ディフェンスも、チームメイトをプレイに参加させること、リバウンド、すべてをやるから、自分のプレイがある方向にだけ偏るということはないね。僕はピュアスコアラーではないし、アシストだけの選手でもない。リバウンド専任でもない。すべてをこなすから。第2戦後にも、「今より良いプレイをしないといけない」、とは言ったけれど、数字の面では何の心配もない。

――これまでよりも3ポイントシュート成功数、試投数を増やす必要はある? これまでより3Pを機能させるには、何をすれば良い?

もっとアグレッシブにプレイして、ペイントを攻めること。それから、リムへのシュートを何本か成功させることだね。第2戦までは、あまり上手くやれていなかったから。シュートが決まれば、ペリメーター内のチームメイトも勢いに乗れる。だから、僕自身、カイリー(アービング)、それに、できればケビン(ラブ)が相手のディフェンダーをもっと引き付けて、シューターへのディフェンスを軽くできればと思う。そうすれば、彼らは今までよりオープンな状態になれる。

ただ、これまでは相手が良いディフェンスをしている。僕たちの3Pシューターを防ぐゲームプランなのもわかっている。相手も、僕たちがポストシーズンを通してやってきたことを見ているからね。ここまでは、相手が僕たちのシューターを上手くスローダウンさせている。


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ