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カイリー・アービング「この舞台こそ求めた居場所」

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クリーブランド・キャバリアーズのカイリー・アービングが、6月19日(日本時間20日)にオラクル・アリーナで行なわれるゴールデンステイト・ウォリアーズとの2016 NBAファイナル第7戦前日練習後、メディアの質問に答えた。


――昨年のNBAファイナルでは負傷離脱した。今年のファイナルでは、高いレベルでプレイできているが、その点に満足している? 第7戦に期待することは?

この場にいられて幸せ。今はまだ結果に満足するときではないよ。でも、この瞬間を経験できて、優勝を決める試合に出場できるのは素晴らしいこと。チームのメディカルスタッフ、これまで協力してくれたチームスタッフには、本当に感謝している。

第7戦に期待することは、なんだろうね。わからないし、考える必要はないかもしれない。僕は、自分にやれることをやって、できる限り最高の準備を整えて試合に臨む。ただ、相手の会場で第7戦を戦えること、自分たちが置かれている状況、両チームが達成可能なことを考えると、興奮するね。

勝つか、負けるか。これが今季最後の試合になるから、(力を)出し惜しみする必要なんてない。ファイナルに進出してからずっとそうだし、特にここ2試合では、今季最後の試合のつもりでプレイしてきた。そして、実際に最後の試合を迎えられる。NBAシーズン最終戦の一部になれて興奮しているよ。

――足の状態は?

問題ない。プレイを見直したけれど、フェスタス(エジーリ)の足と接触して、試合が終わるまでは辛かった。でも、今は問題ない。試合まで1日か2日あるなら問題ない。

――第6戦後、第7戦はチームが直面してきたことの中で最も大変な困難になると話していた。試練に立ち向かうと、自分の中でも理解している? そして、どう向き合う?

間違いなく、試練を目の前にしている。でも、僕たちはここまで辿りついたんだ。選ぶ道は決まっている。競技者である以上、この舞台こそ求めた居場所。繰り返しになるけれど、これは僕たちが夢に見てきたこと。1勝3敗に追い詰められてからシリーズをタイに戻せて、世界中が注目する第7戦で、偉大なチームと対戦できることに非常に興奮している。両チームの選手が、オフェンス、ディフェンスで共に試されるんだ。マッチアップ、それに、全力を出し尽くせるかどうかの戦いになる。


[特集]2016 NBAファイナル: ウォリアーズ vs キャブズ


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ