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ショーン・リビングストン「シュートに自信をもって、自分のプレイを信じること」

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6月2日(日本時間3日)、オラクル・アリーナで行なわれた2016 NBAファイナル、クリーブランド・キャバリアーズ対ゴールデンステイト・ウォリアーズ第1戦で、プレイオフでの自己最多となる20得点をあげたショーン・リビングストンが、試合後の会見で自身のプレイ、試合などについて語った。


――ショーン、ステフ(カリー)とクレイ(トンプソン)が不調だったとき、「自分がシュートを打たないといけない」、あるいは「シュートを決めないといけない」と、思った? それとも今夜はシュートを打つ感覚が普段よりも良かっただけ?

感覚だね。とにかくアグレッシブにプレイしたよ。相手はとにかく、ピックアンドロール時のステフに対して意識を集中させていた。だから、僕たち(ベンチ選手)がプレイを決めて、ステフへのプレッシャーを軽減させて、彼がプレイできるようにしようと思った。彼にとっては、シュートが1本決まれば十分だからね。同じことはクレイにも言える。そうなれば、彼らは一気に乗っていけるから。

――試合前、スティーブ・カー・ヘッドコーチは、調子の良い選手を中心に戦うと話していた。これまでに何人ものHCの下でプレイしてきたと思うが、カーHCは、采配に長けた指導者で、ローテーションを固定せず、調子の良い選手をプレイさせる指導者?

コーチは、試合のフィーリングを掴むのが上手い。チームのエネルギー、熱気を感じ取ることに優れている。どの選手が乗っているかどうかを理解することに長けている。それに、マッチアップの選択が上手い。それらのことを円滑に回せているのは、凄いと思う。ファイナルの緊張感やストレスを感じている中でやらなければいけないからね。優れたコーチングスタッフもいるけれど、彼は試合の熱気を感じ取って、チームにとって適切なマッチアップを見出せる。僕たちが勢いに乗っていけるようにしてくれるんだ。

――ショーン、あなたはリアンドロ・バルボサとコート上で多くの時間を共有してきた。今日の彼は、Brazilian Blurと呼ばれていたときのようだった。彼は今もBrazilian Blurだと思う?

彼はBBさ。その力を失ってはいない。今もアグレッシブだよ。彼が対戦チームの選手を相手に、スピードに乗ったプレイをするのを見られるのは素晴らしいことさ。彼の年齢(34)で、今もNBAでプレイしているなんて凄い。彼がフェニックス(サンズ)に所属したときは、ガードしないといけなかった。そのときと同じくらい動きが速い。感心させられるよ。


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ