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レブロン・ジェームズ「試合を決めたのはショーン・リビングストン」

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6月2日(日本時間3日)、オラクル・アリーナで行なわれた2016 NBAファイナル、クリーブランド・キャバリアーズ対ゴールデンステイト・ウォリアーズ第1戦に出場したレブロン・ジェームズが、試合後の会見で試合を振り返った。


――第3クォーターに勢いを得て、逆転した。チームは乗れていたと思った矢先に、デリー(マシュー・デラベドーバ)と(アンドレ)イグダーラとの小競り合いが起こった。あの中断で、チームの勢いがなくなったと思う? そして、平静さを失ってしまったと思う?

そうは思わない。何が起ころうと、僕たちは平静さを失うようなチームではない。 第3Qは良いプレイができていた。試合に入れていたし、何度かリードも奪えた。第3Q終了の時点では6点差(68-74)だったけれど、第4Q開始からはあるべき形でプレイできなかった。逆に、彼らは早いペースでリードを二桁に広げた。

――ステフ(カリー)とクレイ(トンプソン)を合計20得点に抑えられた点は、素晴らしい作戦のように思えた。ただ、ベンチ陣に45点も許したのは不本意だったのでは?

ベンチ選手の合計得点で45-10と圧倒されて、17回のターンオーバーから25点も取られてしまっては、誰がどういうプレイをしようと、試合に勝つのは難しい。特にロードでの試合はね。そういうことさ。もちろん、試合を決めたのはショーン・リビングストンだ。ベンチから試合に出場して、大きなスパークをチームにもたらした。

ステフとクレイ対策や、ドレイモンド(グリーン)対策なんて関係ない。ロードの試合で相手のベンチ選手に合計45点も取られたこと、ターンオーバーから25点も取られたのは、試合に勝つ上で、決して良い内容ではない。

――チームアシスト数は17だったが、オフェンスの流れには満足した? カイリー(アービング)とあなたが大部分で点を取ろうとしているように見えたが?

そういうときもあれば、そうではなかった時間帯もある。もっとボールを回して、サイドからサイドへ動かさないといけない。相手選手を動かさないといけない。彼らは素晴らしいチームで、ボールが一方のサイドにある状況では、対戦相手を苦しめられる。

第2戦に向けて、オフェンス面で今日より良いゲームプランが必要になる。ときにはオフェンスがディフェンスを形作る場合もある。17回のターンオーバーから25点も取られたのは、チームのオフェンスにとっても良くない。


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ