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最終戦で14リバウンドのケビン・ラブ「僕たちならできると信じていた」

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6月19日(日本時間20日)に行なわれたゴールデンステイト・ウォリアーズとのNBAファイナル第7戦で、9得点、14リバウンド、3アシスト、2スティールをマークしたクリーブランド・キャバリアーズのケビン・ラブが試合後、記者会見でメディアからの質問に答えた。


――今夜の出来事について、何かコメントはある?

信じられないような経験だ。言葉にできないよ。NBAチャンピオンだ。

――あなたはキャバリアーズに入団する前から、そして入団してからも、苦しみを味わい、厳しい試練に直面してきた。あなたの役割やいったいどうやってチームに適応するのかということについて疑問を投げかけられてきたね。どうやって自分自身を証明して、成功を収めた?

僕は他人の偏見や評価にとらわれるようなことは決してなかった。それを打ち破ろうと戦い続けたんだ。そして今日の試合で活躍しなければいけないと思っていた。特にリバウンドに関しては、オフェンスでもディフェンスでもアグレッシブにいくと決めていた。チームメイトから言われていたんだ、リバウンドを制してくれってね。僕たちならできると信じていた。

特にウォリアーズが相手の場合は、誰がどの選手をマークするかによって出場する選手のマッチアップが変わってくるからね。(リチャード)ジェファーソンがシリーズを通して素晴らしい活躍をしてくれた。苦しいときに、何人ものチームメイトがステップアップしてくれた。

そして、自分自身を証明するということについてだけど、それこそ僕が今ここにいる最大の理由だよ。チームには優勝する素晴らしいチャンスがあると分かっていたからね。

去年はけがでそのチャンスが自分から奪われてしまったように感じていた。今年は自分にとって初めての本格的なプレイオフ経験だった。そしてそれを望んだとおりの形で締めくくることができたよ。

――すべてが終わったとき、レブロン(ジェームズ)がコートで感極まっていたことについては?

彼は常に僕たちのリーダー。チームの一人ひとりをかばってくれる。そしてこの試合は本当に緊迫していたからね。

彼はクリーブランドに戻ってきて、優勝を成し遂げた。本当に素晴らしいことだよ。僕たち全員が、彼を誇りに思っている。そして僕たち全員、彼のことが大好きだ。


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ