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レブロン・ジェームズ「まず1勝という姿勢で臨む」

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6月10日(日本時間11日)にクイックン・ローンズ・アリーナで行なわれた2016 NBAファイナル、ゴールデンステイト・ウォリアーズ対クリーブランド・キャバリアーズ第4戦は、ウォリアーズが108-97で勝利を収め、2連覇に王手をかけた。試合後、キャブズのレブロン・ジェームズとカイリー・アービングが会見に出席し、メディアからの質問に答えた。


――レブロン、どういう気持ちで第5戦に臨む?

ジェームズ:まず1勝をあげる、という意識で臨む。当然だけれど、今日より良いプレイをしないといけない。第3戦以上のプレイをね。でも、まず1勝を手にしないと。(現状を)見て見ぬふりをしているわけではない。彼らのホームで、彼らが成功を収めている会場で1勝をあげることが大事なんだ。チームのコーチが立ててくれる素晴らしい戦術を、僕たちが実行に移すだけ。結果は、それからの話さ。

――レブロン、今日の試合ではフリースローを4本しか与えられなかった。審判の判定について思うことは?

シーズンの大半は今日のようなもの。個人的に、フリースローラインに立つために何をすれば良いかはわからない。でも、チームのため、アグレッシブにプレイし続けないといけない。相手に叩かれているけれど、審判は、僕がドライブしたとき、そういう風には見ていない。それでも、チームのため、アグレッシブにプレイし続けないといけない。それが自分だし、チームのシューターのためにフロアを広く開ける方法だから。結果は二の次だ。

46分プレイして、僕のようにリムにアタックしているのに、たった4度しかラインに立てないのは辛い。チームにとって、厳しい状況だったということ。

――カイリー、試合中に手を痛めたようだけれど、何があった? プレイに影響は出た?

アービング:何でもない。ただの打撲。それだけだよ。

――カイリー、オフェンス面について聞きたい。第1、2戦では見られなかったものが、第3、4戦で見出せた? それを今後のシリーズでも生かせる?

今の時点では、ほかに選択肢はない。レブロンのリードに付いていくだけさ。第3、4戦では上手くいくポジションを見つけられたし、チームメイトも僕がアグレッシブにプレイすることを信頼してくれた。レブロンが4番(パワーフォワード)でプレイしているときの1(ポイントガード)-4のピックアンドロールは機能しているからね。第5戦では、今日より効果を発揮しないといけない。たとえ何分プレイすることになっても、アグレッシブにプレイするという気持ちを持ってやらないといけない。

第5戦で求められる姿勢や、そのほかの要素が過去最高レベルにあることは理解している。これから2日半という時間の中で、ミスから学び、前に進み、第5戦の準備をしないといけない。


[特集]2016 NBAファイナル: ウォリアーズ vs キャブズ


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ