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レブロン・ジェームズ「お互いを信頼し合った結果」

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6月13日(日本時間14日)、オラクル・アリーナで行なわれた2016 NBAファイナル、クリーブランド・キャバリアーズ対ゴールデンステイト・ウォリアーズ第5戦は、キャブズが112-97で勝利した。試合後、41得点、16リバウンド、7アシストの活躍を見せたキャブズのレブロン・ジェームズが、メディアからの質問に答えた。


――ドレイモンド・グリーン不在がオフェンスとディフェンスに与えた影響は?

メンタル的な観点から言わせてもらうと、コートに誰が出ているかということよりも、コートに出て、シーズンが終わる時期を伸ばしたい、まだあと1日戦いたい、という僕たちの気持ちの問題だった。それがチームの主な目的で、達成することができた。

――レブロン、今夜のカイリー(アービング)のパフォーマンス(41得点、6アシスト)は、今まで見てきた中でもベストに入ると言っていた。あなた自身のプレイについて聞きたい。2012年のボストン(セルティックスとのイースタン・カンファレンス・ファイナル第6戦)との試合で45得点、15リバウンドをマークしたときと比べて、今夜のパフォーマンスはどうだった?

何よりも大事なのは、もう1試合戦うチャンスを得られたということ。当時の試合は、2勝3敗の状態で、ボストンでの試合だった。あのときは、チーム(マイアミ・ヒート)の皆が、「やるべきことをやらなければ、シーズンが終わる」ということを理解していた。チームが大きな成功を収めるため、試合に勝つため、僕が前に出ないといけなかった。今夜も、そういう一例だったということ。今日の試合の重要性を理解していたからね。どれだけ偉大なチームと対戦しているかは理解している。でも、それでも僕は前に出てプレイしないといけないんだ。チームメイトも僕を信頼してくれているし、僕も彼らを信頼している。お互いの気持ちが結果に反映されたということだ。

――シリーズを通じて、あなたは正しいプレイをして、チームメイトをプレイに参加させなければいけないと話している。試合前の時点で、あなたとカイリーの2人だけで82得点を取るような試合にしないといけないと思っていた? もう1段階上のプレイをしないといけないとわかっていた?

この時期は、勝つために必要なことをやる。シュート成功や、そのほかの要素も必要だし、ときには、自分ではコントロールできないことも必要になる。ボールが入ることもあれば、入らないときもある。どれだけハードにプレイし、要所で集中できていたかということもある。それに、コーチングスタッフの戦術、指示という面もある。でも、彼(アービング)は特別な選手なんだ。勝利に向かって、彼の勢いに乗ったんだ。


[特集]2016 NBAファイナル: ウォリアーズ vs キャブズ


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ