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クレイ・トンプソン「オラクルに帰るのが待ちきれない」

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6月10日(日本時間11日)にクイックン・ローンズ・アリーナで行なわれた2016 NBAファイナル、ゴールデンステイト・ウォリアーズ対クリーブランド・キャバリアーズ第4戦は、ウォリアーズが108-97で勝利を収め、2連覇に王手をかけた。25得点を記録し勝利に貢献したクレイ・トンプソンが、試合後の会見に出席し、メディアからの質問に答えた。


――クレイ、ステフ(カリー)が試合開始から1本目のステップバック3ポイントシュートを決める姿を見ると、あなたたち2人はお互いに乗っていける。今日の試合でも、彼のシュートが力になって、勢いに乗っていけた?

1本目? そうだね。彼が同じことをする姿を、もう5年も見続けている。彼以外の選手にとっては悪いショットになってしまうようなシュートであっても、ステフのレンジと、ハンドリングの技術があれば、僕たちは毎試合で彼に打たせる。彼は、僕たちのMVP。彼が僕たちに進む力をくれる。僕たちは、付いていくだけさ。

彼は確信を持ってボールを持ち、正しい選択をした。それで、試合の流れが彼に傾いたんだ。素晴らしい試合をしたよ。彼の戦う姿勢を誇りに思う。皆、彼から力をもらったよ。

それに、アンダーソン・バレジャオ、ジェームズ・マイケル・マッカドゥーを称えるべき。彼らは、最近の試合で出場時間がなくて、リズムに乗れていなかったのに、最高のプレイをした。全員が、彼らのようにプレイしないといけないんだ。

――昨年はここで優勝を決めた。まだ優勝が決まったわけではないが、3勝1敗と王手をかけてホームに戻れる。ホームで優勝を決められることはモチベーションになっている?

気持ちが奮い立たなければ、どうにかしているよ。月曜、オラクル(アリーナ)で試合をするのが待ちきれない。幸運にも、僕は5年間オラクルでプレイできている。僕たちは、リーグでベストなファンに恵まれているんだ。月曜は、これまで以上に興奮したファンの皆が見られると思うね。

でも、2勝先行しているからといって、ホームだからといって、緊張を解くことはできない。彼ら(キャブズ)はハングリーだ。歴代最高と言われる選手がいるチームだ。最後の試合になるかもしれないけれど、リラックスはできない。毎試合のように、試合に出場する9人か、10人全員が全力を尽くさないといけない。それができれば、成功を収められると思う。


[特集]2016 NBAファイナル: ウォリアーズ vs キャブズ


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ