6月8日(日本時間9日)にクイックン・ローンズ・アリーナで行なわれた2016 NBAファイナル第3戦後、ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーが、メディアからの質問に答えた。
――ステフィン、今夜はスローな試合だった。相手の作戦によるもの? それとも、今日のような試合もあるということ?
残念ながら、すべて僕が原因だ。彼らはアグレッシブにディフェンスしていて、痛烈なパンチをお見舞いされた。自分のプレイが全くできなかったよ。チームを助けるためには、今日の100倍は良いプレイをしないといけない。特に、試合をコントロールするという意味で、第1クォーターに良いプレイをしないといけない。今日はできなかったね。
――ベンチでは、スティーブ・カー・ヘッドコーチが、「大丈夫か?」と聞いていたように見えた。カーHCからは何を言われた? 何も問題はない?
問題ないよ。チームも良い状態にある。今夜は、チームが求める展開に持ち込めなかった。僕自身が求める展開という意味でもね。
でも、僕たちはホームコートで連勝できたから、今も良いポジションに付けている。これはシリーズだから、対戦相手もやるべきことをした。彼らも自分たちのホームを守ったんだ。
僕たちには、金曜日にこのシリーズをコントロールするチャンスがある。僕たちにとっては、それがチャレンジになる。
――シーズンMVPに相応しいプレイができないことで不安になり始めている?
いや、そうんなことはない。今夜は、チームの勝利のため、何もできなかったことを残念に思っている。特定の期待に応えないといけないとか、そういうことではない。自分自身に対する期待に応えるプレイができなかったということだ。もっと良いプレイをしないといけないね。
[特集]2016 NBAファイナル: ウォリアーズ vs キャブズ