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ステフィン・カリー「まだ何も成し遂げられていない」

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6月5日(日本時間6日)、オラクル・アリーナで行なわれた2016 NBAファイナル、クリーブランド・キャバリアーズ対ゴールデンステイト・ウォリアーズ第2戦後、ウォリアーズのステフィン・カリーが、試合を振り返った。


――シリーズ前から、今回のファイナルは長引くと予想された。第2戦までを終えて、どう思っている?

僕たちは、まだ何も成し遂げられていない。ホームコートアドバンテージを生かしたけで、まだ試合は多い。クリーブランドでの試合で、どういうプレイを見せられるかが、チームにとって試練になるね。

彼らはホームで凄い雰囲気を作れる。第2戦までの結果で、相手がたくさんのエネルギーを持って(第3戦に)臨むだろうし、ホームの観客を乗せようとしてくるだろうね。今は、第3戦のことしか考えていない。

――今日の試合では、ベンチから見ている時間も多かった。特に第3クォーターは、ドレイモンド(グリーン)のプレイを見て楽しそうにしていた。彼の活躍が、あなたを幸せな気分にした?

彼が、ディフェンスとプレイメイキング、チームメイトをプレイに参加させることで試合にインパクトを与えるのは誰でも知っている。今日は、何度かのポゼッションで3ポイントシュートを決めてチームの危機を救ってくれた。

オープンな状態でも、相手のディフェンス越しだろうとね。ステップバックしてのシュートが決まって、彼がチームのオフェンスを引っ張った時間帯に、我を忘れてしまったよ。

相手との点差をつけるためにも、オフェンスでのプッシュが必要だった。そして、彼が確実に、そういう展開を生み出したんだ。

――今日は、ドレイモンドが5本の3Pを決めてオフェンスをリードした。3人目のスプラッシュブラザーズに加わる時期が来たと思う?

彼がチームでプレイするようになって3、4年だからね。このままシュートを決め続けてもらいたいよ。(スプラッシュブラザーズに加わるには)まだまだ、やらないといけないことは多いけれどね(笑)。


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ