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ラッセル・ウェストブルック「楽しみながらプレイして、自分の時間を満喫したかった」

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2月14日(同15日)にエア・カナダ・センター(カナダ・トロント)で開催されたNBAオールスター2016で31得点、8リバウンド、5アシスト、5スティールの活躍を見せ、2年連続のオールスターゲームMVPを受賞したラッセル・ウェストブルック(オクラホマシティ・サンダー)が、試合後メディアの質疑に応じ、今大会を振り返った。


今回がコービー(ブライアント/ロサンゼルス・レイカーズ)にとって最後のオールスターゲームということで感化された?

もちろん。会場にいた全員が、最後のオールスターゲームに出場するコービー・ブライアントを見たいと強く思ったはず。彼にとって最後の大会の一部になれたことに感謝している。

試合前にコービーから何か話はあった? ロッカーでは選手たちだけでコービーに何かを伝えた? コービーにサインしてもらったものはある?

(サインは)まだ。彼を見つけて時間を取ってもらえると良いけれど。何か特別なことはしていなくて、できる限り普段通りにした。彼が成し遂げてきたことについて話したくらいで、瞬間を大事にした。NBAで偉業を成し遂げた人と一緒だから、その瞬間を大事に受け止めた。

普段はコート上で激しさや怒りを表していることが多いと思うが、今日は入場から和やかで、試合中にもダンスする姿が見られた。今日の試合をどういう心境で迎えた? そして楽しめた?

楽しいよ。ファンにとっても良いことだと思う。先発に選出してもらえて凄く嬉しかった。僕に投票してくれたファンに感謝している。今日は楽しみながらプレイして、自分の時間を満喫したかった。ダンスや、笑顔を見せたりしてね。シーズン中は笑顔を見せることもあまりないから、オールスターウィークエンドは笑顔になって、楽しめればと思っていたんだ。

入場前にコービー、ケビン(デュラント)と一緒になった時間があった。コービーにとって最後の球宴が始まる前に、そういう瞬間を経験できたのは特別だった?

もちろんだよ。彼が彼自身、バスケットボール、家族のために成し遂げてきた数々のことについて話して、経験を聞かせてもらえたのは特別なこと。彼のような人と話ができたのだから、非常に大切な瞬間になったよ。

ラス、2年連続のオールスターゲームMVP受賞はしばらく達成されていなかった。歴史的快挙はあなたにとって大きな意味を持つ?

当然だよ。歴史に名前が残るのだから、僕にとっても大きな意味がある。この試合の一部になれたこと、今回のような試合に参加させてもらえたことに感謝している。以前も言ったように、当たり前だと考えたことは1度もない。

昨年の大会では誰が見ても確実にMVPに選出されるのがわかっていたと思う。今回は自分の名前が呼ばれるまで、コービーがMVPに選出されると思っていた?

どういうことになるかわからなかった。あの場にいて、周りの選手と話をしていたら名前を呼ばれたんだ。快く受け入れて、その瞬間を楽しんだ。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ