NBA

[2016-17シーズンのMIP賞は誰だ!?](2)クリスタプス・ポルジンギス

Author Photo
Sporting News Logo

Kristaps Porzingis
クリスタプス・ポルジンギス
ニューヨーク・ニックス

ニューヨーク・ニックスが2015年ドラフト全体4位で221cmのラトビア出身選手、クリスタプス・ポルジンギスを指名したときのファンのリアクションを、誰が忘れられるだろうか?

そして、どうすればこの若きパワーフォワードが1年目から即NBAに順応し、平均14.3得点、7.3リバウンド、1.9ブロックをあげ、新人王投票でカール・アンソニー・タウンズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)に次ぐ票数を得た事実から目を背けられるのだろうか?

ドラフト時の批判の矛先はポルジンギス本人に向けられたものではなかったとはいえ、指名を決断したフィル・ジャクソン球団社長の目利きに対する批判は止んだ。

長身で引き締まった体躯、加えて身体能力にも優れるポルジンギスは、昨季の戦いを終えた4月以降、ジムでアシスタントコーチのジョシュ・ロングスタッフと共に精力的にトレーニングを続けている。ロングスタッフが以前、オクラホマシティ・サンダーのスタッフだったということを踏まえたとしても、ポルジンギスをケビン・デュラントと比較するのは時期尚早ではある。ただ、3ポイントシュートを決められるシュートレンジを持つポルジンギスは、この夏を通し、シュートセレクションの改善に努めた。彼はまだ、秘めたるポテンシャルの一部しか発揮していない。

<<< 前のページ次のページ >>>

原文:Summer Dreaming: Who wins Kia Most Improved Player? by Fran Blinebury/NBA.com


著者
NBA Japan Photo

NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ