Russell Westbrook
ラッセル・ウェストブルック
オクラホマシティ・サンダー
オスカー・ロバートソンが、ついにその地位を譲るときがきた。
昨季、平均23.5得点、10.4アシスト、7.8リバウンドを記録したウェストブルックは、これまでロバートソンしか達成したことがない「シーズン平均トリプルダブル」を達成する可能性のある有力候補だ。
ケビン・デュラントがチームを去った今、オクラホマ州全土がウェストブルックの手に託されたといっていい。州全体の人気者となったウェストブルックは、自由に、そしてワイルドにプレイできる。
昨季は18試合でトリプルダブルを達成し、30年ぶりにマジック・ジョンソンの記録に並んだ。だが、今季はクリスマス、ひょっとすると感謝祭(11月の第4木曜日)までにその数字を更新する可能性がある。なぜなら、ビリー・ドノバン・ヘッドコーチが、リーダーとしてチーム全員を引っ張り、オフェンスを組み立てることをウェストブルックに求めるからだ。
自らボールを操り、自分が中心となるチーム、自分のフランチャイズになったからこそ、彼は延長契約を結んだ。今季は、途方もない個人成績を残すかもしれない。
原文:Summer Dreaming: Who will win the Kia MVP Award? by Fran Blinebury/NBA.com