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2戦連続のOT戦を制し、キャブズが1勝1敗に

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6月7日(日本時間8日)にオラクル・アリーナで行なわれた2015 ファイナル第2戦、クリーブランド・キャバリアーズ対ゴールデンステイト・ウォリアーズは、オーバータイムの末キャブズが95-93で逃げ切り、対戦成績を1勝1敗に戻した。

ファイナル史上初の第1戦から2試合続けて延長戦にもつれた試合は、第3クォーターを終えて62-59とロースコアだったものの、第4Q中盤から白熱した展開に発展。キャブズは終盤にマシュー・デラベドバ、レブロン・ジェイムズの3ポイントシュートなどで、残り3分14秒の時点でリードを11点リード(83-72)に拡大したが、ウォリアーズはそれ以降15-4のランで同点に追いつき、第1戦に続いて延長戦に突入した。

オーバータイム序盤に主導権を掴みかけたキャブズに対し、ウォリアーズは残り2分39秒からドレイモンド・グリーンがオフェンシブリバウンドを奪ってからのプットバックレイアップを2本連続して決めて1点差(91-92)に迫り、ステファン・カリーが残り29.5秒にJ.R.・スミスから巧みにファウルを誘ってフリースロー2本を獲得。これらを決めて逆転したウォリアーズに対し、キャブズはデラベドバが残り10.1秒にハリソン・バーンズにファウルされ、2本のフリースローを沈めて94-93と再逆転に成功する。残り4.4秒にジェイムズが2本中1本のフリースローを決めて2点差で迎えた最後のポゼッション、イマン・シャンパートがカリーからスティールでボールを奪ったところで試合終了のブザーが鳴り、キャブズが敵地で大きな1勝を手にした。

キャブズ(1勝1敗)は、ジェイムズが39得点、16リバウンド、11アシストのトリプルダブル(ファイナルでは自身5回目)、ティモフェイ・モズゴフが17得点、11リバウンド、スミスが13得点、トリスタン・トンプソンが14リバウンドを記録。

敗れたウォリアーズ(1勝1敗)は、クレイ・トンプソンが34得点、カリーが19得点、バーンズが11得点、グリーンが10得点、10リバウンドをあげた。

第3戦は、9日(同10日)にクリーブランドのクイッケン・ローンズ・アリーナで行なわれる。

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